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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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「嘘つきジェンガ」 辻村深月 文藝春秋 2022/8/30

文藝春秋HPより:つい重ねてしまった嘘の先に
詐欺をめぐる3つの物語。

『2020年のロマンス詐欺』
まさか、こんな2020年の春が待っているとは思いもしなかった――大学進学のため山形から上京した「加賀耀太」だったが、4月7日、緊急事態宣言が発令されてしまう。入学式は延期され、授業やサークル活動どころか、バイトすら始められない。そのうえ、定食屋を営む実家の売り上げも下がって、今月の仕送りが半分になるという。地元の友人「甲斐斗」から連絡が来たのはそんなときだった。「メールでできる簡単なバイト」を紹介してくれるというのだ。割の良さに目がくらんで始めた耀太だったが、そのバイトとはロマンス詐欺の片棒を担ぐことだった。早く「実績」を上げるよう脅され、戸惑いながらもカモを捕まえようと焦る耀太は、「未希子」という主婦と親密なやりとりを交わすようになる。ある日、未希子から「助けて、私、殺される」というメッセージが届く

『五年目の受験詐欺』
「紹介は、詐欺だったんです、私たち、騙されていたんですよ」――電話口でそう告げた女の声に「風間多佳子」は驚愕した。詐欺と言われてもにわかには信じられなかった。なぜなら、「大貴」は志望校に合格したのだから。教育コンサルタントが受験生の親向けに開く完全紹介制の「まさこ塾」に多佳子が通っていたのは、次男・大貴の中学受験に際してだった。頑張っても頑張ってもなかなか成績が上がらず苦しむ息子の姿に心引き裂かれていた多佳子は、息子を信じようと決意しながらも、つい、まさこ先生に持ち掛けられた、100万円で受けられる「特別紹介の事前受験」という甘い誘いに、夫にも内緒で乗ってしまったのだ。あれが詐欺だったなら、息子は自力で合格したのか。混乱する多佳子のもとに、「まさこ塾」で親しくしていた「北野広恵」から連絡がある。「多佳子さんにも、当時、まさこ先生からそのお誘いはあったの?」

『あの人のサロン詐欺』
「紡」はオンラインサロン「谷嵜レオ創作オンラインサロン オフ会」を主宰している。最初は漫画原作者・谷嵜レオとファンとの非公式な交流イベントだったが、谷嵜のようなクリエイターに憧れる彼らの質問を受けるうち、いつのまにか創作講座がメインとなった。紡が発する言葉を熱心に書き留める参加者たち……谷嵜レオになるまで、紡は自分がこんな風に話せる人間だとは知らなかった。自分の作品を熱心に愛してくれる皆が、紡の話に真剣に耳を傾けてくれる高揚感で、オフ会の時間はあっという間に過ぎる。しかし、じつは紡は谷嵜レオではない。谷嵜が覆面作家なのをいいことに、創作サロンの参加者にも、自分の家族にもそう偽っているのだ。これは詐欺なのだろうが、全身で谷嵜レオを生きてしまっている紡には、その考えはしっくりこなかった。ほんものの谷嵜が逮捕されてしまうまでは。

感想:3作とも人を騙すお話。でもどれも最後にすこしだけ救いがある。

「2020年の・・」はオンライン詐欺に誘われてしまった大学生の話だが、作品はコロナ禍が始まった少し後のこととして描かれてるのでラストに少し違和感がある。けど、まあコロナが何年も続くなんてその頃は思いもよらなかったし、しかたないかなと思った。

「五年目・・」では騙された主婦が右往左往する話なのだけど、結局それとは別に自分が自分を騙していたという話かなと思えた。そして最後に自分でどうするべきかを決めることが出来たのだが、まだまだ大変なことが待ち構えてる。でもそれでも前へ進むだろうって思えた。

「あの人・・」これが一番面白かった。人って思い込むと大変な方向へ行ってしまうんだなあ。
でも最後にどうして助けたのかが、分かるような気がしてしまう。

「HPより」にかなり詳細に書いてあるので感想は短め。
以上
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今朝も早朝から目が覚めてしまいました。
眠りたくても眠れないままでゴロゴロ。

そして日の出の時間くらいになると
何かに気が付いたように蝉が騒ぎ出すのですよね。
一頃に比べると日の出も遅くなってるけど、蝉もそれに合わせてる。
なんだかすごいなと感心してしまうのです。

今日も朝から、というよりも夜中も30度近くあったようです。
西日本では日中は猛暑酷暑にになるところもあるとか。
こちらでも35度ほどになりそうですよ。
あ~、涼しいって言えるようになるのはいつになるんだろう。

さて、無印の豆乳おやつが無くなったので買いに行こうかと思ったのですが
なにしろ暑くて外へ出る気がしない。
そこでネットで買ってみようと思いつきました。
おやつだけなら配送料が割高過ぎるのですが、
他にも放送大学で使うノート他など一緒にネットで注文してみました
昨日夕方に頼んだのですが、明日には届くようです。

いままでほとんどあまぞん以外で買ったことが無かったのですが、
今回は初チャレンジでネットで買ってみました。

まあ送料がかかることを考えると最初で最後のネット注文になるかな?
それにあまり手軽に買えると次々買ってしまいそうだし^^;。
そうならないためにも夏以降はまた散歩がてら店に足を運びましょ。

今日も水分をしっかりとってのんびり過ごします。

では良い一日になりますよう。
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「少年少女飛行倶楽部」 加納朋子 文藝春秋 2009/4/25

文藝春秋HPより:中学一年生の海月は幼なじみの樹絵里に誘われて、「飛行クラブ」に入部する。メンバーは二年生の変人部長・神ことカミサマ、不登校で高所平気症のるなるな、運動神経はないけど気は優しい球児。果たして彼らは空に舞い上がれるか!? 友情、家族愛、恋、冒険――全てがつまった傑作青春小説。解説・金原端人

作者のあとがきより:底抜けに明るい、青春物語が書きたくなりました。それも中学生が空を飛ぶ話。
それはまったく唐突に、降って湧いたような衝動でした。理由は私にも定かではありません。どうやって飛ぶのか分からない。その手段さえ明確でないころから、物語は自ら「飛びたい、飛びたい」とさえずり続けていたのです。まるで本編に登場する誰かさんみたいに。

感想:はい、面白かったです。今時の中学生、というには少し前の作品なのだけど、テンポも良いしどんどんと読み進められる。
主人公のくーちゃんがいやいや入った飛行クラブで奮闘して最後に空を飛ぶところまでたどり着いてしまう。それもあっちこっち行ったり来たりしながらの孤軍奮闘的な活躍だけど、結構応援したくなる主人公。
他の部員がダメすぎるからかも? あと周りにいる大人たちがもうどうしようもないな感じで描かれていたけど、それもまたお話を面白くしている。

加納朋子の本はこれで何冊目というくらい読んでるけど、ここまで明るいというかコメディタッチの作品は初めてかな。
まだ10冊ほど読んでいないのがあるのでそれはおいおい読んでいくつもり。

以上
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