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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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未明に目が覚めると、窓の外から強風が吹き荒れる音が聞こえてた。

急激に冷たい空気が入り込んできてるんだなあとか思いながら
眠りに戻れないままに布団の中でじっとしていた。
今日は1日寒そうだなあ。

さてそろそろ世間様の「今年もあと少し」という雰囲気に伝染され
年内の残り日数を数えるようになってきました。
数えた所で何かが変わるわけではないのに、と毎年思うのだけど
それが身についた文化風習というやつなのかな。

まあ、数えても数えなくても同じ事なら
気が済む用意すれば良いわけなので、このままで行きましょ(笑)。
頑なに何かにこだわる必要はないのです、ハイ^^。

カレンダーイヤーという言い方があります。
西暦の通りの一年で、1月一日から12月31日までのことなんですが、
これはフィジカルイヤー(企業などの会計年度)に対して言われることが多いものです。

この時期(12月末)になると、来年の確定申告のことが頭に浮かび始めます。
その中で所得税などはカレンダーイヤーでの確定申告を行うのですが、
私のささやかな配当収入の基準は企業の会計年度。
つまり、ここでフィジカルイヤーを実感するのですよね。

この二つの「イヤー」のずれは一体どこからきたのか?
そしてなぜ会計年度は暦通りになってないんだろう?って不思議なのです。
正直どうでもいいことではあります(笑)。

まあ、文化的なものかなとは思ってまして
日本では会計年度の多くは4月なんですが他の国では違います。
日本の新学年が4月からっていうのも同じ理由なんでしょうねえ。

まあ、朝からそんなことを思いながら年末に思いを馳せるのでした?

では良い一日になりますよう。
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昨日は図書本を返しておきたくて午後から出かけた。

その前に、母の様子を見ようと実家へ寄ったら
少々バタバタと振り回されることになって余計な時間を取られてしまった。

そのあと気分転換よろしくてくてく。
いつもの池の周りで水鳥たちを眺めたりしながら図書館分室へ。
何も考えずにてくてくと歩くのは良いなあ。
実家でちょっとガミガミと言ってしまったあとなので余計にそう思ったのかも。

話は変わって(同じく昨日のことなのだけど)
母のところでガチャガチャやってる時の事
メガネのフレームが歪んでることに気がついた^^;。

老眼が入ってから外歩き用は家の中では不便なのでお安い度が緩いメガネ。
外へ出る時はお気に入りと掛け替えていたのです。

この感じだと、かなり前から歪んでたんろう。
もう長く使っていて、結構お気に入りのメガネなのになあ。
今まで全然気づかなかった自分もなんだかなあ〜^^;。
なんかすっごい残念です。

そろそろ家用のメガネも作り直さなくちゃいけないとは思ってたけど
これじゃ外用も作り替えかなあ、いやフレームだけ直せないものだろうか・・と思案中。
って、自分で考えるより眼鏡屋に行けばいいんだよ(笑)。
でも、まだ使えてるのに別途お金を出すかもしれないというのがねえ^^;。

なんて思ったのでした。

今日も良い1日になりますよう。
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「墨のゆらめき」 三浦しをん 新潮社 2023年5月30日発行

あらすじ:都内の老舗ホテル勤務の続力(つづき・ちから)は招待状の宛名書きを新たに引き受けた書家の遠田薫を訪ねたところ副業の手紙の代筆を手伝うはめに。この代筆は依頼者に代わって手紙の文面を考え依頼者の筆跡を模写するというものだった。(新潮社の本の紹介ぺーじより)

感想:初めにタイトルを見たときに思った内容とはかなり違ったが、これはこれで面白かった。主人公の続が遠田の無茶な要望に引き込まれていくうちに、書に惹かれていく。

細かい布石がさすがだなあと読み終えてから気が付くのだが、その中でも遠田が書いていた漢詩がこの物語全体を象徴するような気がしてしまった。

唐の時代の劉商という詩人が書いた「送王永」(おうえいを送る詩)。
君去春山誰共遊
鳥啼花落水空流
如今送別臨渓水
他日相思来水頭

ネタばれになるので事細かに書かないが、続はこの漢詩をもらって自分のアパートに飾るようになる。

そして後半、物語が大きく動き遠田の過去が語られると恩田は続にもう来ないようにと言い、仕事の依頼も断ってしまう。
続はどうしたいのかを悩むのだがこの漢詩を見て、考えても仕方がないまずは素直に動くべきだと遠田のもとを訪ね行く。
そして、「君がいないと誰とこの春の山を楽しめばいいのか」と恩田に伝えるのだった。

人には、相手がどんな人物だろうとつながりを持ち続けていたいと思う事があるのだろう。そういう人がいるのは幸いなことなのだ、とも思わせてくれる物語だった。

やっぱり三浦しをんの本は面白い^^。
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