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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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そろそろ暖かくなって土中の虫も動き出す頃。
とはいうものの今朝はまだ少し冷えてます。
天気は良くなっていくようだし、暖かくなると良いな。

さて、昨日は図書館から予約本が届いた旨のメールがありました。
昨年の6月に予約を入れていたものです。
8ヶ月を経てようやく順番が回ってきました。
ということで午後から急ぎで図書館分室へ行ってきました。

空は北の方は重たい雲、西の方は晴れ間がある不安定な様子。
てくてくと歩いているとパラパラ小雨が降ってきたり、晴れ間が出たり。

図書室までは1.5キロほどなのでちょこっと散歩に行く程度です。
行って戻ってくるのに半時間ほど。
さっさと行ってさっさと戻ってきました。

図書館で予約してある本は後4冊。
一番長い順番待ちは今で二百番弱で、伊原新の去年出た本です。
今までで10ヶ月近く待ってますが、進んだ順番は100番ほどです。
この調子では来年まで待つ事になるかな(笑)。
まあ、のんびり待っていましょう。

その他の本もいつになるのやら。
でも予約してある本が届いたら諸々を置いて読むつもりです。

今回の本も楽しく読んで行きましょ。
文庫本で450ページほどあるので、ゆっくりと読みます。

では良い一日になりますよう。
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今朝はどんよりひんやりとしています。
それでも冷たかった冬の気温は超えてますが、
上がって下がってだと体感的に肌寒く感じられる。

腰の具合はゆ〜〜っくり戻ってきているみたいです。
朝のストレッチも時間をかけて腰を中心にほぐしいて
その効果が出ているのかどうかはわかりません。
少し良くなったからと普段通りにしてると後でまた痛い目に遭う(笑)
というのは少しは学習したので、ここはじっくりと行きましょ。

今日はあまり気温も上がらないようですが
ベランダのスミレ鉢からは小さな花の蕾がいくつも出てきてます。
もう二週間もすれば一斉に咲き出すかな。

ベランダのスミレも何年目になるのか、
一年2年で枯れていくと思っていたものが
今も小さな花をつけようとしているものもあります。
もちろん年が変わると枯れていくものもあるけど
それなりに長生き?っていうのかな、してると思います。

水やりくらいしかしてないけど、
少しでも手をかけたものが長く育っているのは嬉しい事です。
今朝はそんな感じでボワ〜っと過ごしてます(笑)。

それではこの後も今日も良い一日になりますよう。
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「ふちなしのかがみ」 辻村深月 角川書店 2009/6/30出版

帯より:
この学校の花子さんは、昔、音楽室の窓から飛び降り自殺をした少女の霊です。花子さんは階段にすんでいます。その階段を一生懸命掃除すれば、花子さんに会うことができます。
でも花子さんがくれる食べ物や飲み物を、口にしてはいけません。花子さんの質問に、嘘をついてもいけません。さもなくば、あなたは呪われてしまいますーー。

ある時を境に消えた友達、鏡の向こうに見えたいつかの私。

異世界へとつながる扉を開けたときのことを、あなたは覚えてますか?

(帯にはこの他に 「青春ミステリの気鋭が初めて封印を破った現代の怪談」というのもかかれていた)

感想(長文):前回の「きのうの影踏み」が読めたので、もう一つ怪談系も大丈夫かなと思って読んでみた。短い5つの話からなる作品集。

幽霊などが出てくるのは一作目の「踊り場の花子さん」と最後の「八月の天変地異」。
「ブランコをこぐ足」はこっくりさんに呪われる的な話。
「おとうさん、したいがあるよ」は、何がどうなってるのか分からない話。
「ふちなしのかがみ」は夜中に鏡に自分の未来が見えるというところから始まる話。
この3篇は人しか出てこない。

この中で「おとうさん・・」は読んでいても何がなんだかわからなかった。でもここで投げたら試合終了なのでちょっと真面目に考えてみた(笑)。

これは主人公と両親が祖父母の家を片付けていくと、あり得ない場所からしたいが次々と出てくる話。主人公と家族はそれを何とかしなくてはと動くが、次の日になってみると家族は何もなかったよう過ごしてる。

本人だけが覚えていて、周りが変になったように書かれているんだが、実は主人の意識がおかしくなっている。この話は見方を変えなくてはいけないのだろう。
作中にはもしかしたら主人公が異常をきたしたきっかけに繋がる事も出てくる。

それらを合わせてみて、この作品は人間の意識(脳の機能障害)で生じる現象(つまり病症)を書いてると考えた。うん、心理学的に見てみると納得いくところがいくつもある。(かがみの孤城でも感じたが、作者はある程度心理学を学んでるのでは、と思ってる)

それにあえて名前を付けるのなら、主人公が感じる怪談話になるんだろう。しかし最後に主人公はまたのっぺりとした感情に戻ってしまう。これも脳機能のブレによるものとも考えられる。
これは異常をきたした脳がどういったことを認識するのかを描いた怖さなのか、という解釈。

「ふちなしのかがみ」もこれと同じで、「精神に異常をきたした(これは最後にわかる)」主人公が正常な判断が出来なくなって悲劇を招いてしまうという話。それを全く認識できない主人公が悲惨だ。
「おとうさん・・」よりもいろいろな情報というかパーツが散りばめられていて、最後の数行で主人公が誰なのかがわかると同時に主人公がどうしてこうなったのかも一気にあらわになる。これはすごく上手いなあと思った。

「八月の天変地異」は幽霊が出てくる話なのだけど、1月に読んだ「きのうの影踏み」の中の「ななつのカップ」にも通じるような、幽霊だけど出てきてよかった、ちょっとホッする感じの話になってる。

どの作品も現代の闇というか心の暗闇のが描かれている。それそのものが現代の怪談なのかもしれないなと思うのでした。

以上
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