ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。
「すみれ荘ファミリア」 凪良ゆう 講談社タイガ(文庫) 2021/5/14
裏表紙より: 下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥(あくた)と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼い頃に生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らないあくたと時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が顕になっていく。愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。
感想:凪良ゆう作品で、2冊目の読了。前回の「わたしの美しい庭」と同じような構成かなと思いながら読んでゆく。主人公の一悟とか登場する人物が、近しい住人というのが似ているし、話の展開もそこに出てくる住人の話で章が進んでいく。どうしても「わたしの・・」と比べてしまいながら読んでしまう。
ところがこちらはところどころ不穏な動きや言葉のやりとりが鋭い。どんな人も隠してる面がある、というようなことが作中で書かれてるが、少し前の言葉で言うなら心の闇だ。それが物語を進めている。
「わたしの・・」がほんわり系に近いとすると、こちらはサスペンス的な要素がたくさん含まれていて、展開が気になり、一気に読んでしまった。
物語を通して、スマホやらSNSやら裏アカなど、いかにも現代を象徴するようなことがいくつも出てくる。そしてラノベやらPMSやらテレビ業界の話やらネグレクトやらがそれぞれが章のキーになって話が展開するのが現代なんだな〜と感じる。
それについていけない主人公、一悟の抱えてるものも全体を通して少しずつ出てくるのもうまく書いてるなあという感じ。
それでもサクサクと読めるところも今風なんだろうなあ。
以上
PS この作者の本はもう一冊「神様のビオトープ」という本を貸出予約を入れてある。
元々こちらを読みたくて予約を入れたけど、まだ1、2ヶ月先になりそう。
裏表紙より: 下宿すみれ荘の管理人を務める一悟は、気心知れた入居者たちと慎ましやかな日々を送っていた。そこに、芥(あくた)と名乗る小説家の男が引っ越してくる。彼は幼い頃に生き別れた弟のようだが、なぜか正体を明かさない。真っ直ぐで言葉を飾らないあくたと時を過ごすうち、周囲の人々の秘密と思わぬ一面が顕になっていく。愛は毒か、それとも救いか。本屋大賞受賞作家が紡ぐ家族の物語。
感想:凪良ゆう作品で、2冊目の読了。前回の「わたしの美しい庭」と同じような構成かなと思いながら読んでゆく。主人公の一悟とか登場する人物が、近しい住人というのが似ているし、話の展開もそこに出てくる住人の話で章が進んでいく。どうしても「わたしの・・」と比べてしまいながら読んでしまう。
ところがこちらはところどころ不穏な動きや言葉のやりとりが鋭い。どんな人も隠してる面がある、というようなことが作中で書かれてるが、少し前の言葉で言うなら心の闇だ。それが物語を進めている。
「わたしの・・」がほんわり系に近いとすると、こちらはサスペンス的な要素がたくさん含まれていて、展開が気になり、一気に読んでしまった。
物語を通して、スマホやらSNSやら裏アカなど、いかにも現代を象徴するようなことがいくつも出てくる。そしてラノベやらPMSやらテレビ業界の話やらネグレクトやらがそれぞれが章のキーになって話が展開するのが現代なんだな〜と感じる。
それについていけない主人公、一悟の抱えてるものも全体を通して少しずつ出てくるのもうまく書いてるなあという感じ。
それでもサクサクと読めるところも今風なんだろうなあ。
以上
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元々こちらを読みたくて予約を入れたけど、まだ1、2ヶ月先になりそう。
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