ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。
「サキの忘れ物」 津村記久子 新潮社 2020/6/25
新潮社HPより:ある日、千春はバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の本を手にする。
それは誰からもまともに取り合ってもらえなかった彼女がはじめて読み通した本となった。
十年後、書店員となった千春の前に現れたのは。
人生は、ほんとうにちいさなことをきっかけに動きだす。
たやすくない日々に宿る僥倖のような、まなざしあたたかな短篇集。
感想:全9編収録の短編集なので時間の合間に読めるかなと思って借りた。
いろいろなスタイルの作品が収められているのが特徴。
この中では「隣のビル」と「河川敷のガゼル」が、まあまあ面白かった。
他の作品は・・・、今一つ波長が合わないというのか、響くものがなかった。
こういう受け止めにくさが、この人の作品にはあるってことか。
この人の本は「うそコンシェルジュ」に続いて二冊目。
「うそコンシェルジュ」でも思ったけど、
どうかすると短編全部がフラットに感じられてしまうのです。
抑揚があまりないというのか、メリハリが感じられないというのか。
うそコンシェルジュでは淡々と日常が語られてるだけだと思った。
でも「サキの忘れ物」の中のいくつかは淡々をはるかに下回ってる。
熱量がないような、まるで他人事のように自分を見ているというか。
主人公たちの感情がぼんやりとしたものだからなのかな?
それとも文体なのか、書き方なのか?
どこがそう思わせるんだろうなあ。
そういうのを探っていくのも読書をする一つの目的になるだろうか?
この人の作品はあと数冊、図書館の予約待ちがある。
それが回ってきたら続きを考えよう。
以上
新潮社HPより:ある日、千春はバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の本を手にする。
それは誰からもまともに取り合ってもらえなかった彼女がはじめて読み通した本となった。
十年後、書店員となった千春の前に現れたのは。
人生は、ほんとうにちいさなことをきっかけに動きだす。
たやすくない日々に宿る僥倖のような、まなざしあたたかな短篇集。
感想:全9編収録の短編集なので時間の合間に読めるかなと思って借りた。
いろいろなスタイルの作品が収められているのが特徴。
この中では「隣のビル」と「河川敷のガゼル」が、まあまあ面白かった。
他の作品は・・・、今一つ波長が合わないというのか、響くものがなかった。
こういう受け止めにくさが、この人の作品にはあるってことか。
この人の本は「うそコンシェルジュ」に続いて二冊目。
「うそコンシェルジュ」でも思ったけど、
どうかすると短編全部がフラットに感じられてしまうのです。
抑揚があまりないというのか、メリハリが感じられないというのか。
うそコンシェルジュでは淡々と日常が語られてるだけだと思った。
でも「サキの忘れ物」の中のいくつかは淡々をはるかに下回ってる。
熱量がないような、まるで他人事のように自分を見ているというか。
主人公たちの感情がぼんやりとしたものだからなのかな?
それとも文体なのか、書き方なのか?
どこがそう思わせるんだろうなあ。
そういうのを探っていくのも読書をする一つの目的になるだろうか?
この人の作品はあと数冊、図書館の予約待ちがある。
それが回ってきたら続きを考えよう。
以上
PR
この記事にコメントする