忍者ブログ

ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

entry_top_w.png
時間があるとつい動画を見てしまうのは変わらないけど、どんどん変化がなくなってきた気がします。
もともと何でもかんでもというのではなく、ジャンルが絞られていたからかな。

少し前まで見ていたキャンプ動画もブームが下火になったのかあまり見かけなくなりましたし、手帳の動画や、同年代の人の動画もどれを見ても同じような構成だなあと思ったら見る気が失せて来た。

旅行の動画も、見ているだけで楽しいと思う時期を過ぎてしまったのかも。
具体的に行きたい場所があって、そこへの交通手段の参考にというのならまだしも、他の人が見ている景色はやっぱり自分が直に感じるものじゃないっていう感じがあるんです。
なんだか贅沢になってしまった気もします(笑)。
ああ、どこかに旅行がしたいなあ。そういう気持ちの方が動画を楽しむよりも強くなったんでしょね。

近々では株や投資の動画やジョギングの動画をみることが多かった。でもこれらも同じようにすでにお腹いっぱい(笑)。そもそも自分の状況とその動画を作った人の格差(笑)があるわけですからねえ。
例えば、投資ならその人の資金ですね。多いのはン百万円投資していくら儲かったというもの。いやこっちはそんなにお金ないから。せいぜい数万をどう上手く使うかのレベルなんだから、って思ったらアウトです。

そして、どれもこれも見ているだけよりも、自分で考えて自分で動かないと、って思うように変わってきたのもあるかな。

ただ、英語の耳鳴らしでのあちらの動画(日本の動画と違ったチャレンジ系)や、ニュースは脳トレの一環で続けてみるつもりです。英語は使わないと忘れるし、日本語ですら喋るのは苦手なので、せめて耳だけは英語の音に慣らしておかないとね^^。

さて、今日も暑くなりそうです。
良い1日になりますように。
PR
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
今日も朝から蒸し蒸しとしています。
いつまでも暑さが続いて、こちらでは今週も30度を超える気温が続きそうだということ。
疲れも出てる時期なので無理をしないように過ごしましょ。

さて、昨日は散歩がてら図書館へ行きました。
途中で越木岩神社の幟やしめ縄があちこちに張られてるのを見かけました。
こんどの週末には久しぶりにお祭りが行われるそうです。お彼岸だから、秋祭りなのかな?
ずっと前に神輿がわっしょいわっしょいと通っていくのを電車の中から見たことがありますが、今年はちょっと見に行ってもいいかなと思ったりもします。

そして昨日は神社で泣き相撲大会が行われ、乗り換え駅近くから送迎バスが出てました。初めはなせ赤ちゃん連れがこんなに多く列になってるのかと思ったのですが、乗り場にある幟を見て納得。
今年はあちらこちらがコロナ禍前に戻立つあるんだなあと日差しの中を歩きながら思いました。

日中、日陰を選んで歩いたとはいえまだまだ暑いので、図書館に着いたらTシャツが汗でびっしょりでした^^;。「トオリヌケキンシ」を返却して、違う本を一冊借りてきました。
今月はこの本で読書も終わりかな〜。

来月からは放送大学の授業が始まるのでテキストにも目を通しておかなくちゃ。ということで図書館の本はしばらくお休み予定。でも予約している本の案内がきたらさっさと読もうと思ってます。
う〜ん、図書館本はお休み予定ですが、本が読みたい時はまず積読になってる本をさっさと読むようにしなくちゃです^^;。


では今日も良い1日を。

entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
「トオリヌケキンシ」 加納朋子 文藝春秋 2014年


あらすじ:「トオリヌケキンシ」の札をきっかけに小学生のおれとクラスメイトの女子に生まれた交流。「トオリヌケキンシ」 今では至って平凡な女の子の私だけど、昔は四つ葉のクローバーの(声)が聞こえたらしい。「平穏で平凡で、幸福な人生」 優しかったお母さんが突然意地悪になった。幼い僕は地獄の只中にいた。「空蝉」 人の顔を識別できない僕が女の子から告白された!不思議な恋の行方は?「フー・アー・ユー」 長年連れ添った奥さんを亡くした近所のおじいちゃんが「家の中に座敷童がいる」って!「座敷童と兎と亀と」 外に出ることの叶わないヒキコモリの僕。自由を満喫できるのはただ夢の世界だけ。「この出口のない、閉ざされた部屋で」
以上は本の帯からの転載

感想:どの作品にも共通しているのは、始まりの部分からの印象が最後に大きく覆される「どんでん返し」。これはおそらくミステリー的な書き方なのだと思う。加納朋子もミステリー推理作家ということになってる。
ただミステリーと言っても、穏やかな雰囲気の作品なのは違いないが、全部読み終えた後に少し違和感があった。
後ろに載っている作品初出リストを見たら「トオリヌケキンシ」だけ2006年。それ以外は20013〜14年になっている。この短編集の中でも「トオリヌケキンシ」以外は何かが違う気がした。それで気になったことをちょこっと書き出してみたら、「平穏で・・」は共感覚 「空蝉」脳腫瘍 「フー・」相貌失認 「座敷童」脳梗塞からの半則空間無視 「この出口のない」は明晰夢と病気が描かれている。
さらに別ページの作者の作品のリストをみると、「無菌病棟より愛をこめて」という作品が書かれていた。それで作者は病気になってしばらく描けない時期があったんだろう。おそらく長期に入院するほどひどくて大変な思いをしたのだろうと思い至った。

でwikiを見たら、作者は白血病で骨髄移植を受けて助かっていたのがわかった。それがいつだったのかわからないけど、色んな作品が出た日付をみると2010年の後半以降だろう。そして2011年は治ってまた作品を書き始めたかな。治癒後、元々書いていたが本に出てなかった「トオリヌケキンシ」を含め、残りの5編が書かれて短編集として出版されたと推測。

そう思うと、最後の「この出口のない」は作者の体験が随所に描かれてるんだなあと、改めて思ったのでした。
5つの作品で病気や脳の変調が描かれているのは、入院までに色々と調べた結果でもあるのかな。その暗くて重い雰囲気がこの短編集の中に見え隠れするような気がするのは、一つ前に読んだ「一番初めの海」と比べてしまってるからなんだろう。

うん、本を読んで推理するってこういうパターンもありなのかもしれないと思った。
そんなこんなで、この作者の書くものについても少し深く見られるようになった短編集だったかなと思うのでした。

余談:手帳にあれこれ書き出した後、もう少しこの人の書くものを読んでみようと図書館で最新作を探したら、予約で24人待ち。でも予約しましたよ^^。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ 次のページ >>
[219]  [220]  [221]  [222]  [223]  [224]  [225]  [226]  [227]  [228]  [229
plugin_top_w.png
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
28 29 30 31
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
ちゃとら
性別:
非公開
職業:
趣味:
音楽
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
リンク
plugin_bottom_w.png
Copyright ちりぬるをわか by ちゃとら All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ
忍者ブログ [PR]
アクセスカウンター