ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

昨夜読み終える。
連続殺人事件の背景にある真相とその犯人はというのが最後に明かされるというのが推理小説の形ではあるけど、そこへたどり着くまでに読みながら犯人を推理するのが読み手。
なのだけど、今回もまったく予想を覆す真相。
なんとなくこの人物だろう、と思ってはいたけど漠然と思っているだけでは真相解明には至らないのだなあ(笑)。
それでもやっぱり面白い。事件の展開を追っているだけでもどんどんと引き込まれてる感じになっていく。さすがに名作というべきなのか、作家の力量の凄さなのか。
この本は探偵役がポアロ(ベルギー人=ヨーロッパ大陸の人)なので、この本の中でもイギリス人の島国気質、大陸への思い上がりというのが出てくるし、それが犯人像の中に描かれている。他にポアロが出てくる本はやっぱりこういうところが描かれてるんだろうか。それも気になります。
このあとはまたしてもポアロ探偵の登場する「五匹の子豚」を読みましょう。
これはマザーグース物というべきか(笑)。とにかく五匹の子豚がどう物語に登場するか展開するかが楽しみです^^。
連続殺人事件の背景にある真相とその犯人はというのが最後に明かされるというのが推理小説の形ではあるけど、そこへたどり着くまでに読みながら犯人を推理するのが読み手。
なのだけど、今回もまったく予想を覆す真相。
なんとなくこの人物だろう、と思ってはいたけど漠然と思っているだけでは真相解明には至らないのだなあ(笑)。
それでもやっぱり面白い。事件の展開を追っているだけでもどんどんと引き込まれてる感じになっていく。さすがに名作というべきなのか、作家の力量の凄さなのか。
この本は探偵役がポアロ(ベルギー人=ヨーロッパ大陸の人)なので、この本の中でもイギリス人の島国気質、大陸への思い上がりというのが出てくるし、それが犯人像の中に描かれている。他にポアロが出てくる本はやっぱりこういうところが描かれてるんだろうか。それも気になります。
このあとはまたしてもポアロ探偵の登場する「五匹の子豚」を読みましょう。
これはマザーグース物というべきか(笑)。とにかく五匹の子豚がどう物語に登場するか展開するかが楽しみです^^。
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朝から雨がしっかりと降ってる火曜日。
今日は借りてきたクリスティの「ABC殺人事件」を読み始めることにした。
先日図書館で借りた時には気づかなかったが、この本だけ新訳なのだ。開くとひと目で分かる活字の大きさ(笑)。読みやすさで言えばありがたいんだけどねえ^^;。
どれくらい違うかというと、旧訳と呼ばれるものは19行X43文字=817文字が1ページに収まる。ところが新訳になると16行X39文字=624文字になる。文字数で計算すると76%程度で、その分活字も大きくなっているわけだ。具体的にポイント数がいくらなのか知らないけど、見た目だけで判断すると倍以上大きく見える。
その分ページ数も増えてるのかもしれないけど、読みやすさが手伝ってさくさく読めそうだと思う。
訳もわかりやすい、というか頭に入りやすいのはたしか。その分軽い感じがするのは否めない。昔ならそんなことちっとも気にならずに読んでいたのに、一頃翻訳の勉強をしたからだろう、訳や言い回しが非常に気になるようになってしまった^^;。つい、この文章ならこう書き換えたほうがいいんじゃないかって思ったりしてしまう。
とりあえずABC殺人事件は超がつくほど有名だし、この手の推理小説のお手本とも言える程の作品だというのは知っていたので、読み進めるのが楽しみ。
さてどんなお話なんでしょねえ^^。
今日は借りてきたクリスティの「ABC殺人事件」を読み始めることにした。
先日図書館で借りた時には気づかなかったが、この本だけ新訳なのだ。開くとひと目で分かる活字の大きさ(笑)。読みやすさで言えばありがたいんだけどねえ^^;。
どれくらい違うかというと、旧訳と呼ばれるものは19行X43文字=817文字が1ページに収まる。ところが新訳になると16行X39文字=624文字になる。文字数で計算すると76%程度で、その分活字も大きくなっているわけだ。具体的にポイント数がいくらなのか知らないけど、見た目だけで判断すると倍以上大きく見える。
その分ページ数も増えてるのかもしれないけど、読みやすさが手伝ってさくさく読めそうだと思う。
訳もわかりやすい、というか頭に入りやすいのはたしか。その分軽い感じがするのは否めない。昔ならそんなことちっとも気にならずに読んでいたのに、一頃翻訳の勉強をしたからだろう、訳や言い回しが非常に気になるようになってしまった^^;。つい、この文章ならこう書き換えたほうがいいんじゃないかって思ったりしてしまう。
とりあえずABC殺人事件は超がつくほど有名だし、この手の推理小説のお手本とも言える程の作品だというのは知っていたので、読み進めるのが楽しみ。
さてどんなお話なんでしょねえ^^。


昨日借りてきた三冊の内の一冊を読み終えた。
これまで何冊かクリスティを読んだので、単に読み進めるだけではなくいろいろと細部に書かれている事にも注意して読まなくては・・・と思っていたのだけど、この作品では更に更にほんの一箇所だけ書かれた点がポイントになる。とラストでわかるんだけど、「してやられた~っ!」という感じが自分の注意力の無さを暴いている気がする。と同時に見事に騙された気分も悪く無いの(笑)。
やっぱりクリスティはすごいなあと改めて思う。
この本は探偵がポアロ(ベルギー人=ヨーロッパ大陸の人)で、事件の舞台が大陸から離れたイギリスという島国。
物語のあちこちに書かれている、イギリス人気質というかイギリス流のものの見方、あるいはヨーロッパに対する意識というのもまた面白い。もう90年も前の作品なので、その当時には顕著だったのかな。そういうものは時代とともに変質してかなり薄れているんだろうとは思うが、今でもその片鱗がイギリスにはあるのかもしれないと想像してしまう。
それって東方にあっては日本が似ているのかもしれない。ある種の島国根性というのだろうかねえ(笑)。
これまで何冊かクリスティを読んだので、単に読み進めるだけではなくいろいろと細部に書かれている事にも注意して読まなくては・・・と思っていたのだけど、この作品では更に更にほんの一箇所だけ書かれた点がポイントになる。とラストでわかるんだけど、「してやられた~っ!」という感じが自分の注意力の無さを暴いている気がする。と同時に見事に騙された気分も悪く無いの(笑)。
やっぱりクリスティはすごいなあと改めて思う。
この本は探偵がポアロ(ベルギー人=ヨーロッパ大陸の人)で、事件の舞台が大陸から離れたイギリスという島国。
物語のあちこちに書かれている、イギリス人気質というかイギリス流のものの見方、あるいはヨーロッパに対する意識というのもまた面白い。もう90年も前の作品なので、その当時には顕著だったのかな。そういうものは時代とともに変質してかなり薄れているんだろうとは思うが、今でもその片鱗がイギリスにはあるのかもしれないと想像してしまう。
それって東方にあっては日本が似ているのかもしれない。ある種の島国根性というのだろうかねえ(笑)。
