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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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一ヶ月以上前に予約していた本がようやく図書館に届いたと連絡があったので、本の返却がてら行ってきた。
本の貸出期間は2週間なので貸し出しになっていても一ヶ月以上も待つことはないはず。なのに一ヶ月も待たされてしまった。もしかしたら前に借りた人が期間を過ぎてもなかなか返却しなかったのかもしれない。なんだか釈然としないけど、誰に言うあてもないので、ここでブチブチ言っておこう。
(笑)

今日もクリスティを2冊、書棚にあったものを適当に選んだ。
ゼロ時間へ と 魔術の殺人 の二冊。
この他に京極夏彦の 西巷百物語。このシリーズは随分と前に読んだのだけど、当時はこの本は図書館に無かったようで借りた覚えがないもの。
予約していた本を入れて4冊。7月20日が返却日。

今日も外は暑かった。図書館は3駅向こうの西宮北口駅と繋がっているビルの中なので、歩く距離も大したことないのに行って帰ってくるとシャツが汗まみれ。
う~ん、これじゃもう夏だよなあ。
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昨夜は今年初の蒸し暑くて寝苦しい夜だった。
昼間も暑かったし、寝付けずに布団のうえでゴロゴロしていたが、汗がじっとりと出てくるので起き上がってスリーピングマーダーの続きを読み、終えた。

読んでいる途中で、犯人はこの人しかいないだろうなと漠然と判った。あちこち引っかかる事が沢山あったからなあ。

ところで、今までクリスティの本を読んでみて、また別の事が気になった。
クリスティが書き始めたのは1920年代~だったかな?
この時期というのはちょうどフロイトとかユング、アドラーなどの臨床心理の分野が出て世間に「心理学」というのが知られていくようになる時代だったと覚えている。
クリスティの本の中でも心理、心理学という言葉がアチラコチラに出ていて、初めは心理はわからないというような感じだったのが、時代を経ると人の心理が犯行に関わっているというような感じになっていく感じがする。

今の時代ならこういう探偵小説では、プロファイリング(ミス・マープルの手法がこれに近いと思う)や犯罪心理学的な事を匂わせて犯人を突き止めるなんていうのもあるんだろうと思うが、100年以上前の心理学が広まり始めた頃にすでに作品の中に取り上げていたというのがクリスティの卓越したところなのかもしれない。
なんて思ったりした。
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この本は、探偵役がミス・マープルというお婆さんで、あれこれとうわさ話をしながら事件の真相に迫るというのがミス・マープルのシリーズ。
これも犯人が分からない。もしかしてと思う人の一人が犯人だと言うところまではわかるんだけど、どうしても何故事件を起こしたのかは明確にならないままなので、ラストでそれが暴かれるとびっくりしてしまう。
話の筋の中で出てくるポイントはだいたい分かるようになってきたけど、事件を起こした理由原因がそこに出てこないんじゃないかなって思うようになってきた。全く出てこないというのではなく、暗示的に出てくるだけなので、そこから推測するのが難しいのか。それともまだ見落としているところがたくさんあるのか。

ということで、手許に残っている本はクリスティの短編集が一冊。これはクリスティが初期に書いたけど本にはまとめられていなかったものを集めて一冊にしたというもので、推理小説だけではなく、いろんなジャンルの作品が収められてた、クリスティ死後の出版物。

昨夜はそれをパラパラめくりながら、英国のEU離脱に関するニュースを見て「やっぱりなあ」と改めて思った次第。

今夜も理事会がある。ブラタモリまでには終わってくれるだろうか^^;。
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