ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

今日も朝から焼けるような日差しです。
昨夜もなかなか寝付けずだったのに今朝は5時過ぎに目が覚めました。
仮面ライダーが出てくる夢を見ました。(笑)
今日は夕方から臨時の理事会があります。
改装中のマンションの一室のことなので早めに済ませたほうが良い案件ですので仕方がありません。
早く終わるといいなあ^^;・
話は変わって・・。
一種間ほど前ですが、プランターのスミレが暑さで全滅してしまってました。このプランター、何度植えてもほとんど成長しないまま枯れていくのです。で、今回ダメだったら涼しくなった頃に土を全部入れ替えてやろうと思って放置してたのです。
そのプランターに、先日食べたマクワウリの種を何粒かばら撒いたのです。どうせ種は捨ててしまうのでダメ元です。それが今朝、土の上に巻いただけの種から双葉が一つ出ていました。
昨日は何もなかったので、夜の間に芽が出て葉が開くまで伸びたのでしょうね。スミレばかりみてたからすごい成長だなと思いました。まあ、この暑さですからどうなるか。とりあえず水をやっておきました、はい。
そんなこんなで今日も朝から昼寝がしたい(笑)。
良い一日になりますように。
昨夜もなかなか寝付けずだったのに今朝は5時過ぎに目が覚めました。
仮面ライダーが出てくる夢を見ました。(笑)
今日は夕方から臨時の理事会があります。
改装中のマンションの一室のことなので早めに済ませたほうが良い案件ですので仕方がありません。
早く終わるといいなあ^^;・
話は変わって・・。
一種間ほど前ですが、プランターのスミレが暑さで全滅してしまってました。このプランター、何度植えてもほとんど成長しないまま枯れていくのです。で、今回ダメだったら涼しくなった頃に土を全部入れ替えてやろうと思って放置してたのです。
そのプランターに、先日食べたマクワウリの種を何粒かばら撒いたのです。どうせ種は捨ててしまうのでダメ元です。それが今朝、土の上に巻いただけの種から双葉が一つ出ていました。
昨日は何もなかったので、夜の間に芽が出て葉が開くまで伸びたのでしょうね。スミレばかりみてたからすごい成長だなと思いました。まあ、この暑さですからどうなるか。とりあえず水をやっておきました、はい。
そんなこんなで今日も朝から昼寝がしたい(笑)。
良い一日になりますように。
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昨日の朝は雲で覆われた空と湿った空気でした。
日差しが無いぶん凌ぎやすかったのですが、図書館へ行く頃には薄日になっていて、北口駅を降りると熱の圧をひしひしと感じるようになってました。
今朝も再び暑い、熱い日差しになってます。台風6号の余波なのか時々風が通り過ぎていくのがまだマシなのかな。
さて図書館です。
伊与原新の本は「月まで3キロ」の貸出予約をしたので、それまでの繋ぎですぐに読める短編集にしたかったのですが見当たらなかったのでパス。
その代わり本棚を眺めて適当に手にした「とっておき名短篇」という文庫本を借りました。シリーズものらしくて、名短篇と付いた文庫本が他にも並んでいました。このシリーズは「北村薫・宮部みゆき編」となっていて2人が選んだ色々な作家の作品集でした。特にこれを選んだのは、パラパラとページをめくって見ると、およそ小説というよりも散文詩といった体の短編が載っていたからでした。
作者は飯田茂美という全く知らない人。紹介文を見ると、芸術アーティストと書かれていました。脚本から小説や詩作まで幅広くやってしまう芸術家さんということですね。その人の作品の「一文物語集」の中から、数行の文からなる109の散文が他の作家と一緒に載っている変わったものだったので借りてしまいました^^;。
元々短い散文は嫌いじゃ無いのです。久しぶりではありますが、ちょっと変わったものを読んでみるのも良いかな〜という感じで借りてきました。
帰る頃にはしっかりとした日差しになっていて、駅の周辺を少しうろうろしただけなのに汗がダラダラ。着て行ったTシャツがびっしょりになっていて、お疲れ様でした。
ということで、手元には本が一冊。気が向いたら読もうかな。
さて、すっかり失念していましたが、今日は山の日ということで世間様ではお休みなのですね。お盆の時期でもあるし、人の移動も多いのだろうなあ。
こちらはのんびりと過ごしましょ。
では良い一日を。
日差しが無いぶん凌ぎやすかったのですが、図書館へ行く頃には薄日になっていて、北口駅を降りると熱の圧をひしひしと感じるようになってました。
今朝も再び暑い、熱い日差しになってます。台風6号の余波なのか時々風が通り過ぎていくのがまだマシなのかな。
さて図書館です。
伊与原新の本は「月まで3キロ」の貸出予約をしたので、それまでの繋ぎですぐに読める短編集にしたかったのですが見当たらなかったのでパス。
その代わり本棚を眺めて適当に手にした「とっておき名短篇」という文庫本を借りました。シリーズものらしくて、名短篇と付いた文庫本が他にも並んでいました。このシリーズは「北村薫・宮部みゆき編」となっていて2人が選んだ色々な作家の作品集でした。特にこれを選んだのは、パラパラとページをめくって見ると、およそ小説というよりも散文詩といった体の短編が載っていたからでした。
作者は飯田茂美という全く知らない人。紹介文を見ると、芸術アーティストと書かれていました。脚本から小説や詩作まで幅広くやってしまう芸術家さんということですね。その人の作品の「一文物語集」の中から、数行の文からなる109の散文が他の作家と一緒に載っている変わったものだったので借りてしまいました^^;。
元々短い散文は嫌いじゃ無いのです。久しぶりではありますが、ちょっと変わったものを読んでみるのも良いかな〜という感じで借りてきました。
帰る頃にはしっかりとした日差しになっていて、駅の周辺を少しうろうろしただけなのに汗がダラダラ。着て行ったTシャツがびっしょりになっていて、お疲れ様でした。
ということで、手元には本が一冊。気が向いたら読もうかな。
さて、すっかり失念していましたが、今日は山の日ということで世間様ではお休みなのですね。お盆の時期でもあるし、人の移動も多いのだろうなあ。
こちらはのんびりと過ごしましょ。
では良い一日を。


図書館で借りてきた本。元々は同じ作者の「月まで3キロ」を借りたかったのだが貸出中だったのでかわりに手にとった短編集。
それではいつもの形式で書いてみましょ。
「八月の銀の雪」 伊予原 新(いよはら しん) 新潮社 2020年発行
内容紹介:コンビニのベトナム人店員が就活連敗中の理系大学生に見せた驚きの姿。シングルマザーが聞いた深海の話。原発下請け会社を辞めて一人旅をする男。科学の揺るぎない真実が人知れず傷ついた心を救う5篇の物語。(以上は図書館の紹介文より)
ということで本書には 八月の銀の雪 海へ還る日 アルノーと檸檬 玻璃(はり)を拾う 十万年の西風 の5篇で構成されている。紹介文にあるように、それぞれの話が進んでいく中で、科学的な情報が大事な鍵になっていて、それと登場人物達がどのようにつながるのかという展開になる。しかし科学的な話というよりは、登場人物達がそれに気づくことで前に向けるような展開になってる。
2020年に書き下ろされた短編集でもあり、話の中に出てくることは現代に見られることばかりだ。例えばコンビニ店員が外国人だったり、アフィリエイトのことが出て来たり、プログラミングだったり(八月の銀の雪)。シングルマザー(海へ還る日)だったり福島の原発事故の話(十万年の西風)だったり。
特に表題の「八月の銀の雪」は面白いと思った。他も良い作品なんだけど、そもそも八月にどんな銀の雪が降るのか、それはなんなのか?というのが面白い発想なのだ。ネタバレはやめておくが、ここでの科学的なものは地球の中がどうなってるのか、というのがヒントになるのかな。
お気に入りの言葉:これも八月の銀の雪から。長くなるけど残しておきたい。
「人間の中身も、層構造のようなものだ。地球と同じように。
硬い層があるかと思えば、その内側に脆い層。冷たい層を掘った後に、熱く煮えた層。そんな風に幾重にも重なっているのだろう。真ん中の芯がどういうものかは、案外と本人も知らないのかも知れない。
だから表面だけ見ていても、他人には決してわからない。その人間にどんなことがあったのか。奥深くにどんなものを抱えているのか。
それを知る方法はあるのだろうか。(中略:耳を澄ませて聞けば良いのかと思う主人公)」
「僕も耳を澄ませよう。うまくしゃべれなくても耳だけは澄ませていよう。その人の奥深いところで、何かが静かに降り積もる音が、聞き取れるぐらいに。」
感想雑感:筆者のプロフィールがちょっと変わっていて、神戸大学理学部卒でその後、東大の大学院で地球惑星学科専攻、博士課程終了なのだそうです。そのあたりも取り上げられてる科学的な知識や、主人公の理学部大学生の姿などにも出てきてるのかな。
「アルノーと檸檬」はちょっと馴染みがない伝書鳩の話なのだけど、そこにアパートの建て替えの話なんかが絡んでいるのが現代的だなあと思う。
それと「八月の銀の雪」にちょっと出てくる地震学の話は最後の「十万年の西風」と、地震でつながるのかなと思えた。
この本が面白かったのでこの作者の作品はもう少し読んでみようかと思う。そして初めに借りるつもりだった現在も貸出中の「月まで3キロ」は図書館に貸出予約をしました。
「月まで3キロ」は新田次郎文学賞をとったものなのでそれだけでも読んでみたいと思ってたが、「八月の銀の雪」を読んでさらに期待できそう。
来月くらいには読めるかな。
それではいつもの形式で書いてみましょ。
「八月の銀の雪」 伊予原 新(いよはら しん) 新潮社 2020年発行
内容紹介:コンビニのベトナム人店員が就活連敗中の理系大学生に見せた驚きの姿。シングルマザーが聞いた深海の話。原発下請け会社を辞めて一人旅をする男。科学の揺るぎない真実が人知れず傷ついた心を救う5篇の物語。(以上は図書館の紹介文より)
ということで本書には 八月の銀の雪 海へ還る日 アルノーと檸檬 玻璃(はり)を拾う 十万年の西風 の5篇で構成されている。紹介文にあるように、それぞれの話が進んでいく中で、科学的な情報が大事な鍵になっていて、それと登場人物達がどのようにつながるのかという展開になる。しかし科学的な話というよりは、登場人物達がそれに気づくことで前に向けるような展開になってる。
2020年に書き下ろされた短編集でもあり、話の中に出てくることは現代に見られることばかりだ。例えばコンビニ店員が外国人だったり、アフィリエイトのことが出て来たり、プログラミングだったり(八月の銀の雪)。シングルマザー(海へ還る日)だったり福島の原発事故の話(十万年の西風)だったり。
特に表題の「八月の銀の雪」は面白いと思った。他も良い作品なんだけど、そもそも八月にどんな銀の雪が降るのか、それはなんなのか?というのが面白い発想なのだ。ネタバレはやめておくが、ここでの科学的なものは地球の中がどうなってるのか、というのがヒントになるのかな。
お気に入りの言葉:これも八月の銀の雪から。長くなるけど残しておきたい。
「人間の中身も、層構造のようなものだ。地球と同じように。
硬い層があるかと思えば、その内側に脆い層。冷たい層を掘った後に、熱く煮えた層。そんな風に幾重にも重なっているのだろう。真ん中の芯がどういうものかは、案外と本人も知らないのかも知れない。
だから表面だけ見ていても、他人には決してわからない。その人間にどんなことがあったのか。奥深くにどんなものを抱えているのか。
それを知る方法はあるのだろうか。(中略:耳を澄ませて聞けば良いのかと思う主人公)」
「僕も耳を澄ませよう。うまくしゃべれなくても耳だけは澄ませていよう。その人の奥深いところで、何かが静かに降り積もる音が、聞き取れるぐらいに。」
感想雑感:筆者のプロフィールがちょっと変わっていて、神戸大学理学部卒でその後、東大の大学院で地球惑星学科専攻、博士課程終了なのだそうです。そのあたりも取り上げられてる科学的な知識や、主人公の理学部大学生の姿などにも出てきてるのかな。
「アルノーと檸檬」はちょっと馴染みがない伝書鳩の話なのだけど、そこにアパートの建て替えの話なんかが絡んでいるのが現代的だなあと思う。
それと「八月の銀の雪」にちょっと出てくる地震学の話は最後の「十万年の西風」と、地震でつながるのかなと思えた。
この本が面白かったのでこの作者の作品はもう少し読んでみようかと思う。そして初めに借りるつもりだった現在も貸出中の「月まで3キロ」は図書館に貸出予約をしました。
「月まで3キロ」は新田次郎文学賞をとったものなのでそれだけでも読んでみたいと思ってたが、「八月の銀の雪」を読んでさらに期待できそう。
来月くらいには読めるかな。
