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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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昨日もゴロゴロ。

腰が固まらないようによっこらしょと寝転んだまま姿勢を変えながら、「街・・」の続きの読書です。
まずは上巻の残り、子易さんのことを語る添田さんの話を読み終えて下巻を手に取りました。
第二部に入ってからは図書館編とでも言うべきなのか、そこの小さな町での主人公の生活が描かれ、子易さんとの会話、そこからの考察が新たな展開繋がります。
新たな登場人物、M少年が出てきて、やがて「街」への回帰が起こります。
う〜ん、これは第一部の伏線の回収なのか?それとも村上春樹自身がやり残した事(書ききれなか事)を探った答え(の一例)を書きたかったのだろうか?

第二部にも細かいところで色々と思うことはありますがそれはまた後日。

そして主人公は「街」へ戻ります。

どうやって戻ったかはこの物語の中では問題ではなくて、そうなのだとの「受け止め」が必要なだけです。多くの村上春樹の小説は「なぜ」ではなく「与えられた状況でどう行動するのか」を通して主題と向き合うと考えています。そしてそれがこの物語に出てきた「夢読み」でもあるのだと(笑)。

第三部では主人公は第一部で気にかけていた「街」のことを後継に引き継ぎ、また現実に戻るところでこの物語は終ります。
そのあとがどうなったかも気になるところですが、それはまた別の話になるんでしょうか。
それとも読者の想像に任されてるのでしょうか。

と言う具合に下巻も読了しました。
近々読書ノートにまとめようと思います。

昨夜もなかなか寝付けずに遅くまでラジオを聴いていました。もしかして本を読み終えて脳が活性化してたのかな(笑)。
腰の痛みはまだまだです。先月のギックリよりは治りが遅い、というかこれって初めてギックリの時と同じで(今朝になって)腕、腹筋、足など各所が筋肉痛になってきてます。色々と庇って筋肉痛も同じです。しばらくかかりそうだなあ。

でも本も読んじゃったので、ワンダーランドを読み返そうかなあ。
ワンダーランドと「街」の比較で言うと、村上春樹自身のあとがきでも書いてありましたが、「街」はワンダーランドとは違う終わり方とのこと。この違いは筆者の執筆年齢の差いが作り出したのだろうなあと、読み終えて妙に納得したのでした。

と言うことで今日も良い1日になりますよう。
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