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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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目覚めると雨の音だったのに、今は日が出てきています。
湿度が高くてベトベトで、早速バテ始めた気がします。

昨日は思ったよりも早く予約図書の連絡が来たので、散歩を兼ねてテクテク歩いて受け取りに行ってきました。
途中でいつもの温度計を見ると33℃になってました。ここの温度計、ちょっと高めになるのはお馴染みなのですが、それでも30度超えてこの湿度。汗も流れるってもんです^^;。

さて、本を受け取る近所の図書館に着いて、さらにもう一冊借りました。合計二冊の単行本をバッグに入れてまたまた汗をたらたらと流しながら帰りました。
帰って即、シャワーです。

そのあと一息ついてから、予約した本「弱法師」(よろぼし)を開きました。
これは能楽の演目を題材にした中編3作収められてます。帯に書かれた文を読むと題材にはしてるけど、現代の愛の形を描いたものだとのこと。3作品は「弱法師」「卒塔婆小町」「浮舟」です。

まずは「弱法師」を読み始めましたが、何ページか読んでるうちに「あ、これはバッドエンディングなヤツだなという予感が湧いてきます。
細かいところは省きますが、能で言うところのシテが男の子。この子が弱法師です。この男の子がまるで全てをコントロールしているかのような展開で話が進んでいく。最後はツレ役の医師のどうしようもない絶望感で幕を閉じてしまいます。

全然関係ないんですが、コクトーの「恐るべき子どもたち」というのを思い出してしまった。それと何十年も前に読んだ本のエンディングも思い出してしまった。
ちなみに能楽の「弱法師」は救いがある終わり方なのでこの作品での展開が余計に絶望に感じたのかもしれません。

読み終えてスッキリするような作品ではないなあ、というのが素直な感想ですが、そういう思いをさせるだけの力量のある作品である、ともいえます。

で、これを読んでいて、放送大学のお勉強をすっ飛ばしてしまいました(笑)。なので、今日は2科目やって、次の作品が読めそうなら進めようかな。

今日も熱中症に注意です。水分補給は忘れずに。
では良い一日になりますよう。
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