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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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結局北海道は基準を満たさないままで緊急事態が解除になってしまいました。

今まで市の記者会見など見てきましたが
札幌市は国内で唯一ウイルスの第二波で大変な思いをしているところです。
第二波の厳しさも出てますし、高齢者施設や病院でのクラスターなどもあったり、
ずっと国内で一番厳しいところだと思っていたのです。
ニュースでもやっと終わったとか言ってる札幌の人もいましたが、
これでウイルスが消え去ったわけじゃないのに・・。

解除したことで緩んでガタガタっと来てしまうんじゃないか配してます。


さて、話は変わって・・・
先日、ニューヨーク・タイムズ(ニューヨークの新聞です)の一面に
今回のコロナ禍で亡くなった人の名前がびっしりと書かれたというものがありました。
亡くなった方千人の名前とコメントが新聞の一面を覆っているものです。
イギリスでも教会大聖堂のHPに亡くなった人の写真とコメントを残すサイトができているそうです。

うちの近所にも前の震災の記念碑があって、亡くなった市民の名前が残されているのですが
それを少し思い出しました。

そういう名前を残すのとは少し違うのですが、
いつものカナダイブニングニュースのコーナーの一つにLives Rememberedがあります。
(意訳すると、忘れられない・忘れてはいけない・生きた足跡、みたいな感じです)

今回のCovid-19で亡くなった人を家族のビデオレター風に取り上げているコーナーです。
カナダの場合、老人施設でのクラスターでの感染で亡くなった人が多いこともあって
このコーナーでも殆どの場合家族、年老いた親の事が出てきます。

そこで、自分の近しい人が生きてきた思い出を他の人に共有したい。
亡くなった人にどれだけ思いがあって、感謝していて大切に思っていたかを語ります。
もちろん実名で、例えば親がどんな人生を送ってきたなどの個人情報も満載ですが
それ以上に自分の感謝というか、思いのほうが大切なのですね。

そういう感謝とか思いをつなげたい気持ちって、あちらのほうが直接的で溢れてると思うのです。
前々からここに何度か書いたことですが、この国ではそういうつながりが表に出てこない。
無いわけじゃないと思うんですが、そういうことはメディアではほとんど取り上げられないし
個人的なこととして、見て見ぬ振りをするような流れがあるの?って思ってしまいます。
もっとそういったプラスな思いは素直に言葉にすれば、もっと人に広がるのになあ。

なのに人に対するマイナスな攻撃だけは軽々と言葉にしてしまってる、というのが昨日の朝も思ったことなのですよ。

このコロナ禍では改めて、人の繋がりや人としてのあり方、
それから自分のあり方も含めて今一度立ち止まって考える機会になんだと思うのです。
きっと年も年だし、今だから、というのがあるのかもしれないですね。

ではでは
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