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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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あちらのニュースを聞いていると
自分の気持ちを伝える言葉に深みがある事を感じます。

あちらは感情表現が豊富だというのもあるのでしょう。
たしかに日本語って細かな描写を伝える言葉はたくさんあると思いますが
気持ちを表現しそれを伝える言葉はやはり英語のほうが
直接的に響くように思えてしまうのです。
そしてそれが良いなと感じる自分もいるのです。


もう10日程前に、カナダでは銃の乱射事件がありました。
それに関して、カナダ国内のあちらこちらから多くの人が気持ちを伝えていました。
その言葉は、My heart goes out to them.というものです。

簡単に言ってしまえば、「お悔やみします、同情します」という意味合いです。
直訳的に言えば、私の心もあの人達の元にあります、という事で
つまりそこに、同じ悲しみを感じています、共にいます、というニュアンスがあって
それは日本の言葉ではなかなか表立って表現しにくいなって思ったのです。

大丈夫でも頑張れでもない、けれど励ましねぎらう言葉。

今回のcovid-19のニュースでも
お互いを支える言葉というのが聞かれます。
Reach outというフレーズで、これだけで意味が通じています。

ソーシャルディスタンスとして2m離れる(physical distancingとも)事が前提にある言葉ですが、
規制が厳しいからこそ、この言葉が生きて気持ちを伝えるんだろうなって思います。

距離は離れても、支える気持ちは忘れないという意味合いなのですが、
それよりも「気持ちの中では常にあなたに手を差し伸べているよ」
という意訳のほうがニュアンスがわかりやすかもしれない。

それを周囲の人に向かって言ってる、そして周囲の人も同じ言葉を言ってる。
それがあちらの社会での人と人のつながりをも表しているんだなって思えるのは
日本国内の人と人の繋がりが、思ったよりも希薄だと感じてるだけなのかもしれませんが。


そういう他人に対する言葉に、気持ちが加えられてるのがわかる・・
と思ったんだけど、どうなんだろう?
英語がある程度わかるからそう思うだけなのかもしれない。

ウイル関連のニュースの中で一つ気に入った言葉を残しておきましょ。
Stay safe, stay sane and stay positive!

ではでは
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