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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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たらたらと読み始めてふむふむと読み終わりました。

夢の断片を集めたような話の運びが、途中から絞り込まれてきて、最後にはなるほどと思わせるような幻想的な話でした。

前に読んだ「家守綺譚」もそうでしたが、今回の「f植物園の巣穴」も時代も場所も特定できないぼんやりとした設定で、多分話の中に出てくる断片から明治の終わりか大正頃の琵琶湖に近いあたりの話だろうと思われるのですが・・まあ夢の中が舞台ということなら、いつでもどこでも構わないのかもしれません。

まあまあ面白かったけど、この手の話の流れはある程度先が読めるので、最後になるほどと思えたのかなとも思いました。
最後は夢と現実のすり合わせで終わるという流れでしたが、最後の最後の一行でハッピーエンドになってよかったなと思わせてくれる作品でした。

夢幻的な話、この年まで延々と夢を書き留めてる自分には何も違和感なく入り込めたのかもしれません。部分部分で言えば、こういうのなら自分でも書けるかなと思ったり。
でも流石に全体のまとまりが作家さんなんだなあと感心しました。

明日は天気も良さそうだし、歩がてら返却に行ってこようかな。
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