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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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午前中に大雨注意のメールが届いてしばらくするとかなり強い雨が降ってきました。
その後は雨脚は弱まったもの夕方になっても雨が降り続いています。

ベランダに出てみると、湿った雨の匂いが強くしていました。
でもこの匂い、どこかしら新緑の葉っぱの匂いが混じっているような心地よいものでした。
季節によっては雨もいいものかなと思ったり。

話は変わって、昨日の図書館の調べ物ですが、土偶の図鑑などを見てました。
こういう図や写真的なものを調べるのにはインターネットというのは非常に便利、かつ周辺情報も調べやすいと改めて感じていたのです。

なぜ土偶なのか、ですが、自分課題の中での歴史的な検討が近代までたどり着いて、また改めて古代から見直そうと思っていました。そういう歴史的なことに興味が向いているからなのか、世間様の流れなのかわかりませんが、縄文と弥生時代の認識がかなり変わってきたというのを何度も見聞きするようになりました。縄文時代といえば土偶、という単純な発想というわけでもないのですが、土偶ってどんなものなのか、はっきりわかっていないということに気付いたわけでした。

恥ずかしながら、土偶って、あの遮蔽式土偶とか、子供の頃に教科書に載っていた例の宇宙人的な(笑)イメージが浮かぶという程度でした。

ということで、そもそも土偶ってなんなのか?からの見直しでした。

結論から言うと、何のために作られたのかはっきりと断定できるものではない(というのが現在の考古学の見解です)。
遺跡を調べることで、土偶がどう扱われていたのかはわかりますが、それが何のために、何が目的だったのかは、あくまでも推測ににしかならない。というのも、そのことについて記録されたものもないし、当時の人がどう考えていたのかを、現代の人間に当てはめることが果たして正解だといえるのだろうか?ということなのです。

今ですら他の人が何を考えてるのかは、意思の疎通なしにはわからないわけですから、もう数千年以上前の人が何を考えていたのかなんてわからない・というのが一番正しい答えになるのだと。

確かにそうなのですが・・・。

そこを何とか知りたいと思うのなら、その先は自分なりの答えを見つけるしかない。
これは歴史的な事柄を眺めていく中でも痛切に感じたことです。
その答えが正しいかどうかはわかりません。答えがでるかどうか、出たとしてもきっと自己満足にしか過ぎないのでしょう。

でもそうやって自分なりのものを探して探して・・決して終わらない考えを巡らせるのはきらいじゃないんです^^;。

もちろん歴史だけじゃなくてその他でも同じ。その他も全部どこかでつながっているものですし、そうやってまるで迷路の中をさまようような事をずっとやってきてるんだなあって。

この年になって自覚しているのでした。
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