ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

昨日借りた二冊を読み終えた。
昨夜一冊、今日一冊。
ここまでで三浦しおんの作品は4,5冊読んだのかな?
少しだけど作風というか、なんかそんなものが見えてきたように思える。
軽くてさっさと読み通せる。
前にラノベ的なと書いたことがあるけどラノベに近いけど、物語の中に現実味があるところが大きな違いかもしれない。現実味というか、現実の世界の中の一部を切り取ってお話にしている所というのかな。
もちろんそのままリアルな世界でもないのだろうけど、リアルさを垣間見させてくれるような部分がある。
まあ、この展開はどうなんだろうというところはあるのだけど(そのあたりがラノベ的なのかもしれない)、現実にある専門的な分野と登場人物の心情というのが絡めて物語が進んでいくというのがこの人の作風なのかなと思ったり。
今回借りたうちの一冊、「仏果を得ず」は文楽という古典芸能の世界での物語。
文楽は、一度だけ文楽座に見に行ったことがある。細かいことはわからなくても人形の動きに魅せられ引き込まれる世界だった。演目もいくつか古典文学として読んだこともあるので、詳しくはなくても少しは親しみがある。
「仏果を得ず」というのは仮名手本忠臣蔵に出てくるセリフなのだけど、その解釈も打たれるものがあったし、主人公が語る文楽への思いというか、文楽作品の見方の一つ一つが興味深くて、割と入り込めたかもしれない。
ただ、もう一冊の作品でもそうだったのだけど、登場人物の人間関係の展開が今ひとつ唐突なのと軽いような気がするのだけど、あえてそういう流れにしてるのかもしれない????
まあ、そんなこんなで、明日にでも返却にいこうと思う。
昨夜一冊、今日一冊。
ここまでで三浦しおんの作品は4,5冊読んだのかな?
少しだけど作風というか、なんかそんなものが見えてきたように思える。
軽くてさっさと読み通せる。
前にラノベ的なと書いたことがあるけどラノベに近いけど、物語の中に現実味があるところが大きな違いかもしれない。現実味というか、現実の世界の中の一部を切り取ってお話にしている所というのかな。
もちろんそのままリアルな世界でもないのだろうけど、リアルさを垣間見させてくれるような部分がある。
まあ、この展開はどうなんだろうというところはあるのだけど(そのあたりがラノベ的なのかもしれない)、現実にある専門的な分野と登場人物の心情というのが絡めて物語が進んでいくというのがこの人の作風なのかなと思ったり。
今回借りたうちの一冊、「仏果を得ず」は文楽という古典芸能の世界での物語。
文楽は、一度だけ文楽座に見に行ったことがある。細かいことはわからなくても人形の動きに魅せられ引き込まれる世界だった。演目もいくつか古典文学として読んだこともあるので、詳しくはなくても少しは親しみがある。
「仏果を得ず」というのは仮名手本忠臣蔵に出てくるセリフなのだけど、その解釈も打たれるものがあったし、主人公が語る文楽への思いというか、文楽作品の見方の一つ一つが興味深くて、割と入り込めたかもしれない。
ただ、もう一冊の作品でもそうだったのだけど、登場人物の人間関係の展開が今ひとつ唐突なのと軽いような気がするのだけど、あえてそういう流れにしてるのかもしれない????
まあ、そんなこんなで、明日にでも返却にいこうと思う。
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