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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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昼になって起きてきた。
しばらくぼんやりしていたが、借りていた三冊はざっと読み終えて、もう読み返す気にはならない類なので図書館へ返しに行くことにした。

外は暖かそうだったので、Tシャツの上にスエットのジャージを羽織った。

今日は歩きで行くご近所の図書館分室まで。空は曇っていて日差しは無いが暖かい。花曇と言うやつかな。途中にある小さな川沿いの桜並木がちらほらと花をつけ始めていた。
満開のアセビの花の横で、ユキヤナギの小さな白い花びらが時折の風に吹かれて落ちていた。

図書館は地域の公民館の一室にある。
この時間、ここの公民館はなかなか賑わっていて、公民館前にあるテニスコート2枚分ほどの広場では子どもたちがワイワイと遊んでいる。中に入るとエントランスホールに置かれたいくつものテーブルに向かって子どもたちが宿題をやっている。

そんな様子を見ながら図書館の部屋に入る。
相変わらず暖房が強すぎるなあと思いながら本を返却した。いつもここに来るとすぐに汗が吹き出してくるのだ。

小さな部屋をぐるぐる、書棚を見ながらなにか手頃な本がないか探す。ここの利用者に子どもたちが多いからか書棚の半分以上が子供向けの本で埋められいる。あとはくたびれた単行本がほとんどで文庫本は殆ど無く、それ以上に無いのが学術的な本。なので先日考えたとおり三浦しおんの本を2冊借りた。

帰り道は来るときとは少し違ったコースを歩く。
去年の今頃てくてくを始めた頃に歩いた満池谷という墓地の中を通るコース。

図書館からほど近い墓地の入口には大きなクスノキが立っている。去年のてくてくではけっこう樹木探しで神社やあちこちを歩いた。その中の一本だ。そばまで行ってしばらく見上げている。この樹木、何年ぐらいになるんだろう?またスケッチブック持って来よう、と思いながら墓地への坂道を息を切らして登る。やっぱりしばらく外へ出ていないと息切れが早いなあ。

ここはわりと広い墓地で内の道路もしっかり舗装されてるが、なにより車がほとんど通らないし上、適度なアップダウンもあるので散歩コースにしている人も結構見かける。去年はめまいでフラフラしていたので、車がほとんど通らないここを歩いたんだった。

それを思えば、今は息切してるが、まだまだ大丈夫だな。
周りの景色を見わたす余裕もあるし、右手の少し向こうに見えている仏性ヶ原という古い地名(江戸時代頃までも呼び名)の小高い丘。こういうことも去年一年でいろいろ歩いて、いろいろと知った。
ああ、そうだなあ、江戸時代のころってここいらあたりはどんな場所だったのだろう。その頃に生きていたら、今以上にダラダラと生きていられたかなと自分に笑う。

でも、それだと本も読めないし旅行にも行けなかったかと思いなおした。

歩いているだけなのに、汗が吹き出して額から落ちてくる。
はあ~、もうすっかり春なのかもなあ。
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