ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

ここ数日でめっきりしのぎやすくなってきた。
窓の外からは蝉の声ではなくて虫の声も聞こえてくる中、のんびりとした気分で、たまに本棚から本を取り出して数ページ読んでは戻す。
クリスティ以降はこれといってまとまって本を読むこともない。
とくにこれという本がないので、古い本に目を通す。
今は江戸時代後期の巷説奇聞などを書き留めたという耳袋を手に取る。根岸鎮衛という人が書いたもの。原文をそのまま文庫にしたもの。岩波文庫だったら注釈だらけになるだろうけど、この本は違う出版社のもので、注釈もあまり着けられていない。そもそも書き留められた文がかなりの量になるので、一つ一つ注釈をつけていられないのかもしれない。
巷説奇聞といわれるくらいなので、幽霊話やもののけの話も噂話として出てくるので、古い怪談話などの元となったようなものもある。
民話の中にあるような話も出てくるし、別の本で読んだ話なども書かれていたりと、かなりの範囲の事が書かれている。
先ほど手にとって読んだページに、嫁の君という言葉が出てきた。自がその」言葉を覚えたのか忘れたが、なんだか懐かしく思うほどに以前の事なのだろう。
嫁の君は「ネズミ」の事を指す忌み言葉だとネットでは紹介されている。あるいは正月三が日に出てきたネズミを指す(ネズミと呼ばないようにするために付けられた)言葉だとか、まあいろいろと書かれている。
逆にネズミが出る家は穀物や食べ物が多くて豊かなのだという意味合いで付けられたという説もある。(地域的なものか?)
ただこの耳袋に出てきた嫁の君はこの「地域的な話」をそのまま取り込んだような一文だったのでなんとなく微笑ましいなと思ったり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暑い夏の8月もこれで終わりなのかな~、と一息ついて開いた本を読んだ際につらつらと思った今日なのでした。
窓の外からは蝉の声ではなくて虫の声も聞こえてくる中、のんびりとした気分で、たまに本棚から本を取り出して数ページ読んでは戻す。
クリスティ以降はこれといってまとまって本を読むこともない。
とくにこれという本がないので、古い本に目を通す。
今は江戸時代後期の巷説奇聞などを書き留めたという耳袋を手に取る。根岸鎮衛という人が書いたもの。原文をそのまま文庫にしたもの。岩波文庫だったら注釈だらけになるだろうけど、この本は違う出版社のもので、注釈もあまり着けられていない。そもそも書き留められた文がかなりの量になるので、一つ一つ注釈をつけていられないのかもしれない。
巷説奇聞といわれるくらいなので、幽霊話やもののけの話も噂話として出てくるので、古い怪談話などの元となったようなものもある。
民話の中にあるような話も出てくるし、別の本で読んだ話なども書かれていたりと、かなりの範囲の事が書かれている。
先ほど手にとって読んだページに、嫁の君という言葉が出てきた。自がその」言葉を覚えたのか忘れたが、なんだか懐かしく思うほどに以前の事なのだろう。
嫁の君は「ネズミ」の事を指す忌み言葉だとネットでは紹介されている。あるいは正月三が日に出てきたネズミを指す(ネズミと呼ばないようにするために付けられた)言葉だとか、まあいろいろと書かれている。
逆にネズミが出る家は穀物や食べ物が多くて豊かなのだという意味合いで付けられたという説もある。(地域的なものか?)
ただこの耳袋に出てきた嫁の君はこの「地域的な話」をそのまま取り込んだような一文だったのでなんとなく微笑ましいなと思ったり。
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暑い夏の8月もこれで終わりなのかな~、と一息ついて開いた本を読んだ際につらつらと思った今日なのでした。
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