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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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昨日借りてきて、結局夜中まで読んでいた。
辞書編纂という固いイメージの作業を軽い感じの文体でどんどんと進んでいくので読みやすかった。
「まじめ」という名/アダ名の通りの主人公が辞書編纂に携わって13年の年月を経て大渡海と命名された辞書が完成するまでの話。大渡海というのは、辞書を言葉の海を渡っていくための舟になぞらえていることからで、ここから本のタイトルの舟を編むに繋がる。
辞書という舟は、言葉の海を渡って、自分の思いを伝えるために必要な言葉を探すためのもの。人間は未だ生まれぬ人達をつなぐ為に言葉を作ったのだ、そしてその舟に乗って思いを紡ぐ為に必要な言葉を大きな海から探すのだと。

ラストで辞書が完成する場面は少し感動してしまった。

細かいところもいろいろと面白かった。少し疑問が残るところもあったけどそれは舟を編む上では瑣末なエピソードなのかもしれないので良しとしましょう^^。

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