ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

昨夜は今年初の蒸し暑くて寝苦しい夜だった。
昼間も暑かったし、寝付けずに布団のうえでゴロゴロしていたが、汗がじっとりと出てくるので起き上がってスリーピングマーダーの続きを読み、終えた。
読んでいる途中で、犯人はこの人しかいないだろうなと漠然と判った。あちこち引っかかる事が沢山あったからなあ。
ところで、今までクリスティの本を読んでみて、また別の事が気になった。
クリスティが書き始めたのは1920年代~だったかな?
この時期というのはちょうどフロイトとかユング、アドラーなどの臨床心理の分野が出て世間に「心理学」というのが知られていくようになる時代だったと覚えている。
クリスティの本の中でも心理、心理学という言葉がアチラコチラに出ていて、初めは心理はわからないというような感じだったのが、時代を経ると人の心理が犯行に関わっているというような感じになっていく感じがする。
今の時代ならこういう探偵小説では、プロファイリング(ミス・マープルの手法がこれに近いと思う)や犯罪心理学的な事を匂わせて犯人を突き止めるなんていうのもあるんだろうと思うが、100年以上前の心理学が広まり始めた頃にすでに作品の中に取り上げていたというのがクリスティの卓越したところなのかもしれない。
なんて思ったりした。
昼間も暑かったし、寝付けずに布団のうえでゴロゴロしていたが、汗がじっとりと出てくるので起き上がってスリーピングマーダーの続きを読み、終えた。
読んでいる途中で、犯人はこの人しかいないだろうなと漠然と判った。あちこち引っかかる事が沢山あったからなあ。
ところで、今までクリスティの本を読んでみて、また別の事が気になった。
クリスティが書き始めたのは1920年代~だったかな?
この時期というのはちょうどフロイトとかユング、アドラーなどの臨床心理の分野が出て世間に「心理学」というのが知られていくようになる時代だったと覚えている。
クリスティの本の中でも心理、心理学という言葉がアチラコチラに出ていて、初めは心理はわからないというような感じだったのが、時代を経ると人の心理が犯行に関わっているというような感じになっていく感じがする。
今の時代ならこういう探偵小説では、プロファイリング(ミス・マープルの手法がこれに近いと思う)や犯罪心理学的な事を匂わせて犯人を突き止めるなんていうのもあるんだろうと思うが、100年以上前の心理学が広まり始めた頃にすでに作品の中に取り上げていたというのがクリスティの卓越したところなのかもしれない。
なんて思ったりした。
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