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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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昨日借りてきた三冊の内の一冊を読み終えた。

これまで何冊かクリスティを読んだので、単に読み進めるだけではなくいろいろと細部に書かれている事にも注意して読まなくては・・・と思っていたのだけど、この作品では更に更にほんの一箇所だけ書かれた点がポイントになる。とラストでわかるんだけど、「してやられた~っ!」という感じが自分の注意力の無さを暴いている気がする。と同時に見事に騙された気分も悪く無いの(笑)。
やっぱりクリスティはすごいなあと改めて思う。

この本は探偵がポアロ(ベルギー人=ヨーロッパ大陸の人)で、事件の舞台が大陸から離れたイギリスという島国。
物語のあちこちに書かれている、イギリス人気質というかイギリス流のものの見方、あるいはヨーロッパに対する意識というのもまた面白い。もう90年も前の作品なので、その当時には顕著だったのかな。そういうものは時代とともに変質してかなり薄れているんだろうとは思うが、今でもその片鱗がイギリスにはあるのかもしれないと想像してしまう。

それって東方にあっては日本が似ているのかもしれない。ある種の島国根性というのだろうかねえ(笑)。

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