とりあえず入院

午後になって母親から電話があった。
入院したので着替えなどを持ってきて欲しいということだったのだが、入院するほどどこか悪かったのかと思ってびっくりしてしまった。
曰く、昨夜下血して様子を見てたら今朝も下血したので近所の病院へ行ったところ、すぐに紹介状を書いてくれて県立病院へけと言われたのだとか。県立病院へ行くと即入院ということで病院から電話がかかって来たのだった。

急いで持ってきて欲しいと言うものを荷造りしてバスに乗って病院へ行った。

病室に入ってみると、食事の代わりに点滴を打っているところだった。本人はあまり大きく考えていなくていたって元気な声で三日で退院したいとっていたが、医者と話をしたところ、下血が治まったら検査をしたほうが良いという。それまでは食事の代わりの点滴で過ごすそうだ。

こちらもその通りだと思ったので、一週間ほど病院でお世話になるように話をしてきた。

ひとまず急ぎで着替えなどは持っていったが、細かいものを忘れていたのでまた明日届けることにした。
母親には一週間程体を休めるということでゆっくりするように言っておいた。
老人会の役員やらご近所のお年寄りの世話係などもしているので、家でじっとしている時間のほうが少ない人なので少し休みをとるのが一番だと思ったのだった。

先ほど、忘れたものを取りに実家に行っている間に、老人会の関係の人と近所のお年寄りが訪ねてきて、入院したと伝えると驚いていた。
ホント忙しい人だ、と自分の母親ながら思うのだった。

とりあえずは検査出来る状態になるまではおとなしくしておいてもらわないと。
あとはそれからだ。

こちらの調子が悪いのは、病院から戻ってくる頃にはどこかへ行ってしまっていた。＾＾；