ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

ここって2004年8月から2009年7月まで、実に5年も続けて書いていたんだねえ。
我ながら5年という長さに驚いてマス。(笑)
ところで最近は、今までやってたことを一掃してしまって、別の方向に向いております。
我ながら5年という長さに驚いてマス。(笑)
ところで最近は、今までやってたことを一掃してしまって、別の方向に向いております。
9月の終わり頃に、これまた久しぶりに覗いてみたヤフーのネットオークションでアンティークモノに興味を惹かれて、ちょこちょこっと古いものを買ったり買えなかったり。
買ったものは、
1 古着の布で出来た小物入れ(匂い袋だそうだ)900円也
2 幕末の頃の一休蜷川問答の写本 600円也

あちこち虫食いがあったので、和紙を購入して裏から糊付けて補修した。
これを何とか読み解こうと思って、書きだしたりノートを作ったり、江戸時代の変体仮名文字を調べたり、と盛りだくさんのことをやっている。
またこの為に一休道歌という本(絶版)を古本で買ったりであれこれ広がっている。
今はこの写本をした人物がどんな人だったのかあれこれ考えながら写本の内容をパソコンで覽られるように、書き出ししたりしているところ。
多分この人物というのが現在の浜松市天竜区水窪というところにいた製糸業の店主なのだと思う。そういうことを考えるのも結構楽しい。
そしていずれこの場所を訪れてみたいなという気にもなっている。
多分当時の面影なんてどこにも何ひとつも無いとは思うが、幕末のこの店主がその場にいたのだと感じるのもいいかもしれないってね^^。
3 なんだかよくわからない銅製の小さない容器 700円也

これを開くとこうなってる。


大きさは実に、親指の爪ほどのもので、本当に小さい。
一体何に使うのだろう?
4 寛永通貨 25枚 1000円也
寛永通貨だけではなく、江戸期に使われていた通貨の勉強もさせてもらった。
あと、コレクションとしての寛永通貨の見方というのも少し覚えることができて、ひとつ世界が広がったかも。
でもやりだしたら、お金も時間もキリがないので、これ以上足を突っ込むきはないゾ、と。
5 江戸後期に出版された俳論の考察 1000円也

これは虫食いがひどくて、ページを開くのも大変な状態なので、少しずつ裏から和紙を当てて修復をしようと思っている。
綴じていた糸も切れてほつれているので外して、ばらした状態でおいてある。虫食いが本当にひどくて、しかも綴じている糸のあたりに、成虫になった虫がそのまま中で死んでいるのを見つけた時はなんとも言えない気分になった。
なんかね~、こういう本が売り買いされても金を稼ぐためだけに転売されるんだろうなって思うと、本価値って読まれてこそだと思うのに、本がこういう形で朽ちていくのはとても残念だし無残だと思う。
アンティークのオークションで扱われるものって、だいたい骨董価値を売買してるようなもんだしねえ。コレクション目的ではなく、実際に自分が使う目的で買ってる人ってどれだけ居るんだろう。
6 だれかの手作りの印籠もどき 120円也

これは届いた時に驚いたほどちゃちな造りで、ボロボロの状態だった。
根付けとしてついていたのは、何かの骨を2つつなぎあわせて彫り物がされているが、これもよくわからないもの。
この印籠もどきを作った人とは別の人間ががやったのだろうけど、この根付け、本来開いているはずの穴がパテと小石を詰めて埋め込んであった。
それを全部取り出して穴を開けて紐を取り外した。かなり時間がかかったが、詰め物が全部とれたので良しとする。
また印籠もどきはひどくて、表面に二朱と書かれた金属が貼り付けてあったのが、これもまた別人がやったのだろうけど、マジックで黒く塗りつぶされていた。そして、この金属を手にした時にポロリと剥げてしまった(笑)。
でよくみてみると、これどうやら本物の二朱金だと思われる。
オークションに出した人、120円くらいで売るのなら、この印籠もどきから二朱金だけ外して売ればよかったのにねえ。そういう価値がわからずになんでもかんでも出してるんだろうなあ。ネットのオークションなんてそんな人が多いんだろう。
推測してみると、誰かがこの印籠もどきを何年も前に作って二朱金を貼り付けた。骨の根付けは別に入手したものを使ったのだろう。
それが、何年もたった後に、別の人間の手に渡った。その時点ですでに印籠もどきは割れたり虫食いだったりでぼろぼろだったのだろう。それを修理しようとしてボンドで貼り付けたりした後が残っている。そして二朱金のことも知らずに、マジックで塗りつぶして体裁をつけようとした・・が、いい加減な塗り方で、あちこちはみ出てしまってる。
よほど、適当にやったのか、それとも子どもがやったのか。
とにかく、この印籠もどきはオークションの主の手元にやってきて二束三文で買われたのだった。(笑)
7 明治時代の本でうずら衣という江戸時代の俳人の書いた文集の評釈 1000円也

これは少し前からぽつぽつと読んでいる、うずら衣という江戸時代の俳人の書いた雑文集の関係で買ったのだが、この評釈本自体は明治の印刷以降は再販されていないので、貴重な一冊だと思われる。
これは程度がいいので、また少しずつ目を通していこうと思う。
その他にもちょこちょこと、雑貨を買ったりもしましたが、とりあえずオークションでの買い物はこれくらいで終わりかな?
引き続き覗いてみるつもりにはしてるけど、お金使わずに楽しむだけでいいやと思ってるのでした。
そうそう、上に書いた二朱金をオークションで買うと4000円ほどになるので、これだけでアンティーク関係の買い物はかなり元がとれたかもしれないねえ。(笑)
(^^)v
買ったものは、
1 古着の布で出来た小物入れ(匂い袋だそうだ)900円也
2 幕末の頃の一休蜷川問答の写本 600円也
あちこち虫食いがあったので、和紙を購入して裏から糊付けて補修した。
これを何とか読み解こうと思って、書きだしたりノートを作ったり、江戸時代の変体仮名文字を調べたり、と盛りだくさんのことをやっている。
またこの為に一休道歌という本(絶版)を古本で買ったりであれこれ広がっている。
今はこの写本をした人物がどんな人だったのかあれこれ考えながら写本の内容をパソコンで覽られるように、書き出ししたりしているところ。
多分この人物というのが現在の浜松市天竜区水窪というところにいた製糸業の店主なのだと思う。そういうことを考えるのも結構楽しい。
そしていずれこの場所を訪れてみたいなという気にもなっている。
多分当時の面影なんてどこにも何ひとつも無いとは思うが、幕末のこの店主がその場にいたのだと感じるのもいいかもしれないってね^^。
3 なんだかよくわからない銅製の小さない容器 700円也
これを開くとこうなってる。
大きさは実に、親指の爪ほどのもので、本当に小さい。
一体何に使うのだろう?
4 寛永通貨 25枚 1000円也
寛永通貨だけではなく、江戸期に使われていた通貨の勉強もさせてもらった。
あと、コレクションとしての寛永通貨の見方というのも少し覚えることができて、ひとつ世界が広がったかも。
でもやりだしたら、お金も時間もキリがないので、これ以上足を突っ込むきはないゾ、と。
5 江戸後期に出版された俳論の考察 1000円也
これは虫食いがひどくて、ページを開くのも大変な状態なので、少しずつ裏から和紙を当てて修復をしようと思っている。
綴じていた糸も切れてほつれているので外して、ばらした状態でおいてある。虫食いが本当にひどくて、しかも綴じている糸のあたりに、成虫になった虫がそのまま中で死んでいるのを見つけた時はなんとも言えない気分になった。
なんかね~、こういう本が売り買いされても金を稼ぐためだけに転売されるんだろうなって思うと、本価値って読まれてこそだと思うのに、本がこういう形で朽ちていくのはとても残念だし無残だと思う。
アンティークのオークションで扱われるものって、だいたい骨董価値を売買してるようなもんだしねえ。コレクション目的ではなく、実際に自分が使う目的で買ってる人ってどれだけ居るんだろう。
6 だれかの手作りの印籠もどき 120円也
これは届いた時に驚いたほどちゃちな造りで、ボロボロの状態だった。
根付けとしてついていたのは、何かの骨を2つつなぎあわせて彫り物がされているが、これもよくわからないもの。
この印籠もどきを作った人とは別の人間ががやったのだろうけど、この根付け、本来開いているはずの穴がパテと小石を詰めて埋め込んであった。
それを全部取り出して穴を開けて紐を取り外した。かなり時間がかかったが、詰め物が全部とれたので良しとする。
また印籠もどきはひどくて、表面に二朱と書かれた金属が貼り付けてあったのが、これもまた別人がやったのだろうけど、マジックで黒く塗りつぶされていた。そして、この金属を手にした時にポロリと剥げてしまった(笑)。
でよくみてみると、これどうやら本物の二朱金だと思われる。
オークションに出した人、120円くらいで売るのなら、この印籠もどきから二朱金だけ外して売ればよかったのにねえ。そういう価値がわからずになんでもかんでも出してるんだろうなあ。ネットのオークションなんてそんな人が多いんだろう。
推測してみると、誰かがこの印籠もどきを何年も前に作って二朱金を貼り付けた。骨の根付けは別に入手したものを使ったのだろう。
それが、何年もたった後に、別の人間の手に渡った。その時点ですでに印籠もどきは割れたり虫食いだったりでぼろぼろだったのだろう。それを修理しようとしてボンドで貼り付けたりした後が残っている。そして二朱金のことも知らずに、マジックで塗りつぶして体裁をつけようとした・・が、いい加減な塗り方で、あちこちはみ出てしまってる。
よほど、適当にやったのか、それとも子どもがやったのか。
とにかく、この印籠もどきはオークションの主の手元にやってきて二束三文で買われたのだった。(笑)
7 明治時代の本でうずら衣という江戸時代の俳人の書いた文集の評釈 1000円也
これは少し前からぽつぽつと読んでいる、うずら衣という江戸時代の俳人の書いた雑文集の関係で買ったのだが、この評釈本自体は明治の印刷以降は再販されていないので、貴重な一冊だと思われる。
これは程度がいいので、また少しずつ目を通していこうと思う。
その他にもちょこちょこと、雑貨を買ったりもしましたが、とりあえずオークションでの買い物はこれくらいで終わりかな?
引き続き覗いてみるつもりにはしてるけど、お金使わずに楽しむだけでいいやと思ってるのでした。
そうそう、上に書いた二朱金をオークションで買うと4000円ほどになるので、これだけでアンティーク関係の買い物はかなり元がとれたかもしれないねえ。(笑)
(^^)v
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