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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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この作品は1916年執筆、出版が1920年だというのでもう100年前の作品になる。クリスティの初作品で、またポアロが初登場する小説。
もちろんこの当時の時代なので、それを考慮に入れて読み進めなくては行けない。諸々含めてもやはり面白いなと思ってしまう。
これも犯人が全くわからないが、二転三転して最後まで引きこまれてしまう。

クリスティ最初の作品とはいえ、すでに後々の作品の定形というかスタイルというのか、それがはっきりと見える。それだけクリスティと言う作家がすごかったのだと感じさせてくれる。

ちなみに、ポアロ最後の事件(作品のタイトルはカーテン これもかなり有名)も時を経てのスタイルズ荘での物語なのだけど、そこまで読むのはもっと先の事になるなあと思うのだった。^^;

さて次は、オリエント急行かな^^。
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ということで前日借りた3冊はすべて読み終えた。

この本もポアロ探偵が事件を解決する物語だが今まで読んだものと少し舞台が変わっていて、16年前の事件についての真相を突き止めてほしいとの依頼でポアロが当時の事件に関わりがある人達に話を聞いて行く。
例によって犯人は誰だ・・・というのを考えながら読むのだが、思っていた人物がかなり真相に近いところまで行くのだけど、最後はどんでん返し。まあこれもまた楽しからずや(笑)。

この本にも英国島国根性に対する趣旨が貫かれていて、島国というのは西も東も同じなのかなと、つい思ってしまったりする。日本もどこか似ているところが合ったんだろうなと思いながら読んでいる。
もっともこれは主人公の探偵がポアロというベルギー人だから描かれるのかもしれない。クリスティのもう一人の有名な探偵役のミス・マープルだとこういう記述は今まで読んだ中では無かったような気がする。

もう少し読み込んでみるつもり。すくなくとも先日リストアップした本くらいは読んでしまいたいところですね。
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昨夜読み終える。

連続殺人事件の背景にある真相とその犯人はというのが最後に明かされるというのが推理小説の形ではあるけど、そこへたどり着くまでに読みながら犯人を推理するのが読み手。
なのだけど、今回もまったく予想を覆す真相。
なんとなくこの人物だろう、と思ってはいたけど漠然と思っているだけでは真相解明には至らないのだなあ(笑)。

それでもやっぱり面白い。事件の展開を追っているだけでもどんどんと引き込まれてる感じになっていく。さすがに名作というべきなのか、作家の力量の凄さなのか。


この本は探偵役がポアロ(ベルギー人=ヨーロッパ大陸の人)なので、この本の中でもイギリス人の島国気質、大陸への思い上がりというのが出てくるし、それが犯人像の中に描かれている。他にポアロが出てくる本はやっぱりこういうところが描かれてるんだろうか。それも気になります。

このあとはまたしてもポアロ探偵の登場する「五匹の子豚」を読みましょう。
これはマザーグース物というべきか(笑)。とにかく五匹の子豚がどう物語に登場するか展開するかが楽しみです^^。
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