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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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さて、新しいオカリナ、吟です。
少し音を出してみた感想の前に・・・。

手にとって指を乗せてタッピングしたり指を動かしたりしていると
どうにも手が粉っぽくなってしまいました。
う~ん、なんだか焼き上げのときの細かい粉が残ったままのようです。
固く絞った布で、表面を軽く拭きました。
よく見るとあちこち傷が入っています。
おそらく焼きを入れる前に入っていたのでしょう。
これもめぐり合わせなのでしょうねえ。

その後、唄口からウインドウェイに細く切った紙を通してみると、中から粉っぽいものが着いてきます。もしやと思って穴に細く丸めた布を当てて、ぐるりとまわしてやると真っ黒になりました。
それが返って焼き入れの確かさを見せてくれたようで、でもやっぱりひとつ一つ軽く拭いておきました。

それでそっと歌口から息を吹き込んでみたのですが、なんだか土の匂いがします。
あ、「つち、うたう」だと思いました。
オカリナが入ってきた箱の表や、しおりに書かれていたキャッチコピーが「つち、うたう」なのです。
それを実感しました。

実際に音階を出す前に、口を当てた状態でタッピングをし、その音の高さになるように息を調整します。
それから低音のラから一つずつ音出しです。
すると指の位置、穴の位置が今までとはかなり違う事に気が付きました。今までの感覚だと穴がちゃんと塞げていないのです。
全体の長さも少し短いので指のポジショニングが違うのです。オカリナのいびつさや、凹みも影響しています。少しなれればなんということもないのでしょうけど、最初は仕方ないなあ^^;

その次にアベ・マリアを吹いてみました。
音自体が大きめで陶器のオカリナと比べててもはっきりと分かる違いです。
そして音質のほうは、オカリナハウスのページにも書かれていたのですが、高音になる程音がかすれています。でも例えばプラオカリナで音が出ない時のカスレ方とは違って、音はしっかり出ています。このカスレがこのオカリナの特徴なんだろうなあ。

いやなかすれ方ではないし、ちょっと吹き方を意識したらかすれも調整できそう。
人の声で言うと、少しハスキーな感じ?(笑)
でもそれだけ人の声に近いのかもしれないです。

あとは指が早く慣れてくれるといいなあ。
特に左の中指で押さえる穴、半音の穴がある位置が近すぎて指のポジション、抑え方を変えなくちゃいけないのでしばらく掛かりそう。

オカリナって個体個体で二つと同じものは無いのかもしれないなんて思いました。
そういうところは人に似てるのかもしれないな~、なんて^^。
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