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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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ようつべとかでいろんな歌を聞いていて思う事。
最近の歌って一部で英単語やフレーズが使われてるものが多くなってるんだけどね
その歌い方や言い回しが英語のものからズレている事ある。
どれだけ声や歌がきれいに聞こえていても、その箇所になるとイライラししまう。

日本人の耳にはそれでも英語っぽくきこえるのかもしれないけど^^;。

幾つか原因があると思って考えてみた。

一つには英語の発音の悪さがあります。
これは歌い手の問題。いくら声がきれいでも上手くても英語の発音が悪い歌い手さんの歌は聞いていてがっかりしてしまいます。

それから歌詞が日本語的になっている事。
音符の数と言葉が合っていないとか、音節の区切りが英語になっていないとか。これは作曲の問題なのでしょう。

実は、歌い手さんの発音の悪さよりも、この音節の区切りのほうが気になる事のです。

音節というのは、音を区切るところです。英語の辞書を見ると単語がその表記になっています。
例えばunderstandという英単語はun・der・standとなっています。
これが音節で、これってけっこう大事なのです。
音節で考えるとun der standと3つに別れます。つまりこの単語は3つの音の節で出来ています。
一方、日本語的に表記するとアンダースタンドとなり、子音母音で分けると9文字、9音になります。
これって英語と日本語が大きく違うところなのです。

そして、英語の歌は音符に対して音節で合わせます。(なのでとても早口に聞こえる事があります)
たとえば are you going to sca~bo~rough fairで8音符

日本の歌は音符一つに対して母音子音ののワンセットが当てられることが多くて、音一つに対して文字一つの歌が多い。(音符が長いと母音を伸ばします)
たとえばう~ さ~ ぎ~ お~~ い し~ あ~ の~や~ま~ で10音

日本の歌で英語が入る場合、この音節を無視して音をくぎってしまうのでズレてしまうのだと思います。
英単語の音節がずれるときちんと言葉として聞き取れなくなってしまい、何を言ってるのか分からない場合もあるのです。

そういうのが最近とても気になるのです。
確かに昔の歌謡曲はもっとひどかったような気がしますが、最近の歌い手さんって英語もそれなりに上手くなってきたから、そういう細かな所(発音とか音節)が余計に気になるのかもしません。
そういう意味では宇多田ヒカルは、デビュー当初からだけど、別格に上手いなって今でも思うのです。


まあ、そういうのを気にするのも歳だからなのかな^^;。
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