ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

あれこれとぼんやり思い巡らせていたら
昔見た映画のセリフを思い出した。
もう35年前になる。
その当時だから映画館に足を運んだ。
あまりメジャーな映画ではなかったので小さな映画館で探して行った覚えがある。
映画は明治の中頃の設定で
岩手遠野を舞台にした(柳田国男の遠野物語を下敷きにしている)悲話ストーリー。
でこの映画の最後に、囲炉裏端で老人が出てきて
この話はこれでおしまいだ、というようなことを言う。
つまり、映画の話自体が、遠野地方のとある家の囲炉裏端で語られたお話だったという2重の設定になってる。
この老人が最後に言うセリフが
「(今、話した)物語はぁ一晩で、終わるが、人は死ぬまで生ぎねばなんね」というもの。
このセリフを未だに覚えていて、時々思い巡らせている。
もしかしたらどこかでこの話を書いたかもしれないが、それほど何度も繰り返し思い出すセリフだと言うことなのです。
映画を見た時は、なるほど上手いこというなあと思ったが、
今はそのセリフにもっと実感を込めて考えるようになってきたなあ。
なんて事を思ってみた。
昔見た映画のセリフを思い出した。
もう35年前になる。
その当時だから映画館に足を運んだ。
あまりメジャーな映画ではなかったので小さな映画館で探して行った覚えがある。
映画は明治の中頃の設定で
岩手遠野を舞台にした(柳田国男の遠野物語を下敷きにしている)悲話ストーリー。
でこの映画の最後に、囲炉裏端で老人が出てきて
この話はこれでおしまいだ、というようなことを言う。
つまり、映画の話自体が、遠野地方のとある家の囲炉裏端で語られたお話だったという2重の設定になってる。
この老人が最後に言うセリフが
「(今、話した)物語はぁ一晩で、終わるが、人は死ぬまで生ぎねばなんね」というもの。
このセリフを未だに覚えていて、時々思い巡らせている。
もしかしたらどこかでこの話を書いたかもしれないが、それほど何度も繰り返し思い出すセリフだと言うことなのです。
映画を見た時は、なるほど上手いこというなあと思ったが、
今はそのセリフにもっと実感を込めて考えるようになってきたなあ。
なんて事を思ってみた。
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