忍者ブログ

ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

entry_top_w.png
笛を吹くと、
昔の人ってどんな曲を吹いていたのだろう?
と思う。

オカリナならなんとなく西洋音楽のフォークロア的なものなんだろうなとは想像ができる。なんとなくそれっぽい感じに吹いたりも出来る。

でも日本の笛の曲ってどんなのなんだろう?

調べると笛(篠笛)はおそらく平安初期までに渡来した大陸の笛が原型じゃないかと言われているらしい。(大陸の笛も、元はインドからの伝来ではないかとも言われている)
それがそのまま使われたのではなくて、音階などは日本独自の者に変化しているそうだ。いわゆる雅楽で使われる楽器がそれなのだけど、篠笛は雅楽の楽器の笛が一般に広まったものと考えられるそうだ。
その為、篠笛はとてもシンプルな作りで、雅楽の笛と比べるとよく分かる。
本体は装飾というよりも使われている竹が割れないように紐を巻きつけている程度であとは指に合わせて孔が開けられているだけ。
フルートも、古来は木の筒に孔が開けられただけのものだったので、ある意味基本的な笛の構造と言うのは共通なのだと思う。
ただし西洋の音階と日本独自の音階が違うため、同じような曲は吹かれなかったというのは分かる。
一般の人が吹けるような楽器としての笛は、おそらくメロディも民謡や歌謡から由来のもだったのだろう・・とは想像できるけど、笛だけで演奏される曲というのがあったんじゃないかなと想像する。
お祭りや民謡での笛はあくまでもニギヤカシであって主役ではないので、そこでは曲より音が主になると思う。

笛だけで奏でるメロディがあったに違いない、と思いたいのだけど、古来のものは今につたわてっていないそうだ。平安~鎌倉にかけて書かれた中に、後白河法皇が編纂した梁塵秘抄口伝集には当時の音楽について書かれてるが、難しすぎて読んでいてもピンとこない(笑)。

まあ、いろいろ想像しながら音を出してみるのです^^。
PR
entry_bottom_w.png
この記事にコメントする
お名前 
タイトル 
メールアドレス 
URL 
コメント 
パスワード 
plugin_top_w.png
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
14
22 23 24 25 26
27 28 29 30
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
ちゃとら
性別:
非公開
職業:
趣味:
音楽
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
リンク
plugin_bottom_w.png
Copyright ちりぬるをわか by ちゃとら All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ
忍者ブログ [PR]
アクセスカウンター