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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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月末だけどあいかわらずのんびりと過ごしている。
今日もおじょうさんが寝ている横でノートパソコンを開いて、オカリナについていろいろとネットで調べていた。

○音が出る仕組みが独特で、共振部がいわゆるホルツヘルム共鳴器の原理(ビンの口から息を吹き込んだ時に音が出るしくみ)に近いもの。

○その音は、歌口から送られた空気の束が、裏に造られた孔のエッジに当たることで音が出る。これはオカリナを手にした時、一つだけ孔だけ形状が違うので気付いた。(ホイッスルなども同じ理屈でエッジに当たって音が出る)
うぃきによるとこれで音がなることについては2つの説があるそうだが、なんとなくだけどエッジに当たった空気がカルマン渦を生じエッジトーンを発生させて共振するというもの(冬場に強い風が吹いて電線が音を立てるのと同じ理屈)なのじゃないかな~と思ったりする。(あくまでも個人の感想です)

○そうして出た音が、オカリナ内部の空間で共振して発音する。
なので孔の位置よりもオカリナ内部の大きさ(体積)で音域が変わるのだそうだ。孔の数も(位置も)定められたものはなく、6孔から13孔まで。
ということで、プラオカリナの音が変わりやすいのは、オカリナ内部に溜まった湿気が共振に影響するからだというのが推測されるわけデス。

さて、このような発音なので倍音がほとんど出なくて、音が純音に近い。それで音がシンプルで素朴なのだろうなあと思ったり。

○あと素朴といえば、もともとは16世紀にアステカからヨーロッパに伝わったのがオカリナの原型だそうで、19世紀になってイタリアで改良されて使われる用になったとのこと(ういき)でそれも素朴な音の理由の一つなのかもしれない。

○材質は陶器のものが多い。安いものはプラスチック(笑)。
だが材質も形状もいろいろなものが存在し、木で造られた真っ直ぐなオカリナもあるのだそうだ。コカリナとか呼ばれてるらしい。

余談だが、昔々旅行先で木の笛というのを買ったことがあると思い出して引っ張り出してみたら「木のオカリナ」と説明書に書かれていた。もう30年近く前に北海道で買ったものだが、吹いて見ると当たり前のように音が出た。(笑)
音域は一オクターブと一音(ド~ド+レ)で音程も少しずれているが工夫したら何か演奏できるかも知れないので、他のオカリナと一緒にして置いておこうと思う。

などなどあれこれ思いながらオカリナのお勉強をしたのでアリマシタ。
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