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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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というのもなんだけど少し前に買った横笛もオカリナと一緒にちょっとずつ練習している。これまた安いプラスチック製品で、学校の音楽の授業で使われる向きのお安い品。この程度だからなのか、単に下手なのか、思ったように音が出せなくて袋に入れてしまい込まれていた^^;。

フルートと違ってキーが無いのはオカリナも横笛も同じだが、横笛はフルートと同じく歌口に下唇を当てて息を吹く(というか息を飛ばす感じだねえ)。

全く違うのは孔を押さえる指の位置で、これが個人的にはけっこう重要だった。というのは右手薬指の第一関節の痛みでフルートを諦めたからだ。関節が腫れてるわけではないのでリュウマチとかじゃないだろう。神経痛なのか単なる関節の炎症なのかわからないけど、当時はかなり酷かった。今でも物を握る程度に指を曲げると痛みが出る。
横笛では右手側の孔は第二節の腹で押さえるので、第一関節を曲げる必要がない。つまり右手の指は伸ばしたままなのだ。これだと痛みは出ないのでなんとか吹けるかなと思ったのが購入のきっかけだ。
同時にフルートを始めた頃に読んだ教本に、フルートのキーは指先で押さえるようにと書かれていたのだが、それは横笛の孔を指の腹で押さえることと対比して書かれていのかもしれないと思い出したりもした。

そして指が押さえる孔は7つ。一番下の孔はちょっと特殊で、この孔まで押さえて吹くと低音のラが出るが、それを開けると次の音がドになる。
つまりドレミファ~の音階は6つの孔で吹けるのだ。低音のドからシまで一つづつ孔を開けて行くと音階になる。

ここまではあっさりと音が出て問題は無かった。オクターブ上がっても同じ運指で、息の吹き方で高さが変わる。ここも基本的にフルートと同じ。なのにどうやっても、何度やっても2オクターブ目のドの音が上手く出せない。出てもかすれたような変な音だけ。そのあとのレ~シはかなり甲高く響く音でかなり近所迷惑だなあと思ったのだ。(祭り囃子の笛の甲高く響く音と同じ)

あと、孔が少ないのに、フルートの運指と混同してしまって指が上手く動かなかったりで、この時ばかりはホントに頭が固くなってるなと、がっくりきた。

そんなこんな横笛だったが、オカリナを手にして以来、同じ調だということもあって交代しながら練習することにした。
一旦諦めてたけど、何かしら楽器はやりたかったんだ。それで思い出すのは昔読んだ伊丹十三のエッセイに書かれていた文で
「楽器はいいよ。楽器は裏切らないから」というようなものだ。
きっと自分が注いだ練習や時間は、どんなに苦労してもあとあと必ず実るから、という意味なんだろうと思う。

なのであれもこれもと、ちょっぴり欲張りながら、でものんびりと自分なりにやっていきましょうか^^。
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