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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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Cordage コード紐の類 物を結ぶもの

 サバイバルで一番ポピュラーなのはパラコードではないかと思う。あちらのサバイバルアイテムの動画などを見てもパラコードを束ねて装備したり、あるいは編んで身に付けるなどいろんな手法で身近に持つ人がいる。
 この他では、最近だがケブラーの紐などをパラコードの代わりに加えてる人もいる。繊維の太さあたりで考えるとケブラーのほうが大きな過重に耐えるようで、その分細いケブラーを持つ。つまり同じ長さならケブラーの方が細く場所を取らないということになる。日本ではケブラーの紐はまだ一般的ではなく、商品としても織物用途で大型の巻で売られてる様だ。いずれパラコードの用に売られる日もあるのではないかと思う。

 その他には物を結ぶという点で、プラスチックのタイバンドや針金をコード類に含めて考える。

 その用途は、Coverの項目で書いた通りシェルターを作るときなどに用いる。また荷物を運びやすく結んだり、止血などでも使える。パラコードの中の芯は7本あるが、これを釣り糸にしたり、罠を作ったりというのもあるそうだ。またデンタルフロスの代わりに使うというのもあるそうだ。

 どこまでが紐なのかというのは難しいが、軽くて場所を取らない丈夫な紐を持ってると何かと便利だ。
 これも動画の受け売りで、パラコードの芯をデンタルフロスに使うというのと逆の発想なのかもしれないが、デンタルフロスも細さの割にはかなり丈夫なので、これを釣り糸などに流用するというのもあるそうだ。もちろん何かを結ぶ時に使える。

 初めに書いたように、シェルター作りには欠かせないのがロープ類で、木と木の間にロープを張って、その上からグラウンドシートなどをかぶせ、片側を地面で固定すると簡単なタープになってくれる。

 ロープの結び方やつなぎ方の基本的なものは覚えておきたい。これらもネットで検索すればていねいに教えてくれてるサイトがあるのでそちらを参照の事。
 
 さて、パラコードは耐久力もあり一本で250キロ程耐えられるらしい。が、それはあくまでも静荷重でのことであり、人がぶら下がるという意味ではクライミングロープに遠く及ばない。複数本を使うというのも手だが、そのためには事前に状況を想定してどれだけ必要なのか考えて用意して置くべきである。さらにこれを高い場所からの脱出用と考えるのなら、かなりの慎重さがと運が必要になると考える。(マンションなどの高い階からの脱出を考えるのなら、まず避難経路を頭に入れておくべきであり、間違ってもベランダからパラコードをぶら下げて脱出などと思いつきで実行しないこと。その必要があるのなら、市販のマンション用の縄梯子を用意したほうがよほど安全だろう。それですら使い方をしっかりわかっているべきである)
 いろいろなコード類を持つのなら、どういった特性があるかを理解してから用途に応じて使用する事が大事だ。これはどのアイテムでも同じで、サバイバルアイテムを選ぶときの基本だろう。
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