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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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アイテムについて書いていく。
前に上げた10Csになぞらえて、自分が選んだアイテムについて書いていく。

Cotton(綿布)*(注)

 サバイバルでの綿布と言えばバンダナが代表的だ。PSKでは1枚持つ程度だろうが、Bugout Bagには複数枚入れておくと用途が広がる。
 とは言うものの、自分ではバンダナではなく手ぬぐい用ている。手ぬぐいにはバンダナに無い特徴があり、その分バンダナよりも用途が広いからというのが理由である。

 まずバンダナや手ぬぐいをサバイバルシーンでどう活用するか。つまり用途を羅列していく。
○頭に巻く これは頭の保護、汗を取るためなどの役目 また帽子代わりにもなる
○顔に巻く 同じく顔の保護、汗取り、
○額に巻く 汗が落ちないようにする
○口を覆う 煙などを吸い込まないようにする
○首に巻く 寒いに保温効果有り
○三角布の代わりに使う 包帯のように巻く、出血をとめるために縛る、首からかけて腕を吊る、捻挫などの添え木を巻く
○熱い物を持つときに手に巻く(コッヘルなどを持つ時に役立つ)
○バンダナよりも長さが有るので投石が出来る
○物を包む
○火を起こすときの材料にする
○チャークロスを作る
○水を濾すときのフィルターにする

次にバンダナと違う点をあげてみる。

 まず大きさの違い。手ぬぐいは縦90~100センチ程、横幅は30~35センチでサイズはメーカーに依って少しずつ違う。これは文化史的な背景があるが、ここでは割愛。ある程度の大きさがあるので、風呂などで体を洗うときにも使える。

 バンダナはほぼ正方形で50センチ四方ほどの大きさで、四方は縫われている。ところが、手ぬぐい両端が断ち切りである。そのため水分を含んでも乾燥しやすいこと。また断ち切りである為、縦に裂きやすい。(古い映画で、下駄などの鼻緒が切れた時に手ぬぐいを裂いて代わりにするというシーンが思い出される(笑)。
 ということでこの特性を利用して裂いて使う事ができる。裂いた場合、あまり細すぎると耐久性が無いので、4分割程度がいいのではないかと思う。仮に4分割すると7.8センチの幅で90センチほどの長さの布が4枚できる。これらを使って
○包帯の代わりに使う
○ひも状にして使う(何本か結んで長さも確保できる)

 またサバイバルとは直接関係は無いが、手ぬぐいは、昔忍者が道具として使っていたという記録もあるそうだ。使い方はサバイバル的な物も含めて似たようなものだが、染色に殺菌効果がある(とされる)物を使い、水をろ過するときなどに役立てたそうである。
 また本当かどうか分からないが、武器としても使ったらしい。(先に挙げた投石以外の使い方だそうだ)さらに、水に濡らした手ぬぐいを壁叩きつけ、手ぬぐいが張り付いた一瞬を利用して壁を上がる、なんて実現可能なのかは分からないが、そういう術もあったとか。

 
 さて、バンダナは色合いが原色だったり目立つ色だったりするので目印としてはとても都合が良い。一方の手ぬぐいはいろいろな模様があったりするが、一色で染めてあるものは少ないので目印として使うのであれば色合いを考えて選ぶ必要がある。

 ただ、白が基調の手ぬぐいは、秋の山歩きでスズメバチから頭を保護する事ができる(スズメバチは黒っぽいものを狙うと言われる)ので、色に関しては用途に応じたものを持てばよいだろう。

 ということでいろいろな活用方法があるCotton。バンダナにするか手ぬぐいにするかは個人の好みになるのかも。どちらにしても、現物を手にとって何に、どう使うか考えていけば自ずと決まるのではないだろうか。


*注 10Csに則するのならCutting toolが一番なのだが、この手ぬぐいが自分の中で一番こだわっているアイテムなので最初に書いた。
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