ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

アンティークと言ってもいろんな物があって
調べてみると、アンティークにきちんとした定義があるのは、アメリカだけで
製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品というのが1934年に通商法の中で決められたというから、これもまた古い(笑)。
だけど一般的には、今よりも前の時代の、今はもう作られていない、あるいは使いものにならないようなものが全てアンティークと呼ばれるような風潮が有る。
欧米では多分古いものは古いと言うだけで、それに価値を見出すのだろうけど
日本では古いものは、命を持って動き出すという、アニミズムのような文化的な根が有るのではないだろうか。
江戸時代には、古くなった物が妖怪になるというような事も言われたりしていたし、
有名なところでは一反木綿なんていう妖怪もその類いだ。
(畑中 恵の書いている若旦那のシリーズなんてのはそれが書かれている)
当時の人がものを長く大切に使っていた証でもあるわけです。
江戸時代にそうなのだから、それ以前もそれ以降も言葉では出てこなくても
記憶のどこかでそういう考え方が隠されているんだろうなって思う。
アンティークの中に、そういうものがあるのかどうかわからないけど
古いものの持つ価値は個人的なものでしかないから、
いわゆる骨董品的価値なんて考えても仕方ないと
オークションのアンティークの品々を眺めて思うのだった。
調べてみると、アンティークにきちんとした定義があるのは、アメリカだけで
製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品というのが1934年に通商法の中で決められたというから、これもまた古い(笑)。
だけど一般的には、今よりも前の時代の、今はもう作られていない、あるいは使いものにならないようなものが全てアンティークと呼ばれるような風潮が有る。
欧米では多分古いものは古いと言うだけで、それに価値を見出すのだろうけど
日本では古いものは、命を持って動き出すという、アニミズムのような文化的な根が有るのではないだろうか。
江戸時代には、古くなった物が妖怪になるというような事も言われたりしていたし、
有名なところでは一反木綿なんていう妖怪もその類いだ。
(畑中 恵の書いている若旦那のシリーズなんてのはそれが書かれている)
当時の人がものを長く大切に使っていた証でもあるわけです。
江戸時代にそうなのだから、それ以前もそれ以降も言葉では出てこなくても
記憶のどこかでそういう考え方が隠されているんだろうなって思う。
アンティークの中に、そういうものがあるのかどうかわからないけど
古いものの持つ価値は個人的なものでしかないから、
いわゆる骨董品的価値なんて考えても仕方ないと
オークションのアンティークの品々を眺めて思うのだった。
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