ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

日光東照宮に逆さまに建てられた柱があるというのを思い出した。
実際には見たことはないけど、かなり有名らしい。
わざと逆さまに立てた柱。
そうしたのは、完全なものを造ると神様がお怒りになると言われているから、というのが俗説。
どうやら完全なものは、本来人が入ってはいけない神の領域にまで踏み込んでしまうと考えられていたのだろうかね。
でも本当は、完全なものはそれ以上発展しない、あとは朽ちていくだけだから一つ不完全なものを入れることで久しく世に残るようにしたかった、という考えがあったらしい。
東照宮以外でもアチラコチラで似たような考え方はあるそうだ。
逆さまの柱だけではなく、棟梁の甚五郎が道具を置き忘れて・・とかいうのも同じで、その建造物が未だ完成していないという意味合いを持たせているとも言われる。
どうも完全なものはあまり好かれないというのが国民性なのかもね^^。
実際には見たことはないけど、かなり有名らしい。
わざと逆さまに立てた柱。
そうしたのは、完全なものを造ると神様がお怒りになると言われているから、というのが俗説。
どうやら完全なものは、本来人が入ってはいけない神の領域にまで踏み込んでしまうと考えられていたのだろうかね。
でも本当は、完全なものはそれ以上発展しない、あとは朽ちていくだけだから一つ不完全なものを入れることで久しく世に残るようにしたかった、という考えがあったらしい。
東照宮以外でもアチラコチラで似たような考え方はあるそうだ。
逆さまの柱だけではなく、棟梁の甚五郎が道具を置き忘れて・・とかいうのも同じで、その建造物が未だ完成していないという意味合いを持たせているとも言われる。
どうも完全なものはあまり好かれないというのが国民性なのかもね^^。
PR


オカリナを借りた時に一緒に本を数冊頂いた。
猫の写真とXXの言葉のコラボするシリーズものなどで、時々パラパラと捲って読んでいる。
禅の言葉という本に「百花為誰開」ひゃっかたがためにひらく というのがある。言葉は知らなかったけど、言いたいことはよく分かる、というか十分わかっているつもり。
これをお気に入りの言葉に加え、手帳に書き留めておいた。
先程届いた新しい手帳の中表紙に書いておこうと思っている。
今までは山頭火の句 あるがまま雑草として芽をふく を中表紙に書いてたが、次からは芽吹いた草は花も開かせるのだ。
誰の為にって、もちろん自分の為に決まってます(笑)。
誰かに見てもらうためでも愛でてもらうためでもなく、ましてや誰かに褒められるためなんてのとは全く無縁で、ただただひたすらに自分が為スベキこととして芽吹き花を開かせる。
飾らず繕わず、あるがままの姿ならそれで十分なので。
そういう気持ちで行きたいもんです^^。
猫の写真とXXの言葉のコラボするシリーズものなどで、時々パラパラと捲って読んでいる。
禅の言葉という本に「百花為誰開」ひゃっかたがためにひらく というのがある。言葉は知らなかったけど、言いたいことはよく分かる、というか十分わかっているつもり。
これをお気に入りの言葉に加え、手帳に書き留めておいた。
先程届いた新しい手帳の中表紙に書いておこうと思っている。
今までは山頭火の句 あるがまま雑草として芽をふく を中表紙に書いてたが、次からは芽吹いた草は花も開かせるのだ。
誰の為にって、もちろん自分の為に決まってます(笑)。
誰かに見てもらうためでも愛でてもらうためでもなく、ましてや誰かに褒められるためなんてのとは全く無縁で、ただただひたすらに自分が為スベキこととして芽吹き花を開かせる。
飾らず繕わず、あるがままの姿ならそれで十分なので。
そういう気持ちで行きたいもんです^^。


昨夜、えぬえっちけーの7時のニュースを見た流れて続きの番組を見た。
足元の小宇宙というドキュメンタリーで、京都に住む絵本作家(84歳の女性)が付近の草花に親しんでいるというもの。名前を見て何処かで見たことが有るなあと思ったが、草花のスケッチを見て、ああこの人の絵本持っていると思いだした。
草花と言っても、一般的には雑草と呼ばれる草花。でもそれらに親しみ、まるで友人の様に向きあい、そして時間をかけてスケッチをする。スケッチとは言っていたけど、そのまま作品になりそうなほどの繊細で丁寧なものに水彩絵の具で色彩を付けていく。
そのスケッチもとてもとても上手いのだけど、1枚を描くのに6時間も同じ草花と向き合って丹念に仕上げていく様子は尊敬してしまった。素晴らしい観察力で、ある意味植物学者以上に草花を知っているのだろうと思えた。
一つ一つの植物が受け継がれる命の中で何千万年もの時間をかけて進化してきたそのさま、その
結晶を、この絵本作家さんの40年の時間をかけてスケッチをする中で見つめてきたのだ。
雑草と吐き捨てられるような植物かもしれないけど、そこにも独自の宇宙があるのだと見て知って、そして魅せられてきた。
なにより嬉しかったのは、この絵本作家さんが草花を見て本当に、本当に嬉しそうな笑顔を見せる事。草花に向かうと顔をほころばせて、語りかける姿。そしていろんな話を雑草から聞き取っていく姿。ああ本当に雑草が好きなんだ。
及ばずだけど私も雑草が好きなのだ。いろんな植物の中でも雑草と呼ばれるものが一番好きなのだ。なのでこういう人がいると知ってなんだか涙が出そうなほど嬉しかった。
えぬえっちけーって、極まれにだけど、受信料を見合う良い放送をすると思ったり(笑)。
足元の小宇宙というドキュメンタリーで、京都に住む絵本作家(84歳の女性)が付近の草花に親しんでいるというもの。名前を見て何処かで見たことが有るなあと思ったが、草花のスケッチを見て、ああこの人の絵本持っていると思いだした。
草花と言っても、一般的には雑草と呼ばれる草花。でもそれらに親しみ、まるで友人の様に向きあい、そして時間をかけてスケッチをする。スケッチとは言っていたけど、そのまま作品になりそうなほどの繊細で丁寧なものに水彩絵の具で色彩を付けていく。
そのスケッチもとてもとても上手いのだけど、1枚を描くのに6時間も同じ草花と向き合って丹念に仕上げていく様子は尊敬してしまった。素晴らしい観察力で、ある意味植物学者以上に草花を知っているのだろうと思えた。
一つ一つの植物が受け継がれる命の中で何千万年もの時間をかけて進化してきたそのさま、その
結晶を、この絵本作家さんの40年の時間をかけてスケッチをする中で見つめてきたのだ。
雑草と吐き捨てられるような植物かもしれないけど、そこにも独自の宇宙があるのだと見て知って、そして魅せられてきた。
なにより嬉しかったのは、この絵本作家さんが草花を見て本当に、本当に嬉しそうな笑顔を見せる事。草花に向かうと顔をほころばせて、語りかける姿。そしていろんな話を雑草から聞き取っていく姿。ああ本当に雑草が好きなんだ。
及ばずだけど私も雑草が好きなのだ。いろんな植物の中でも雑草と呼ばれるものが一番好きなのだ。なのでこういう人がいると知ってなんだか涙が出そうなほど嬉しかった。
えぬえっちけーって、極まれにだけど、受信料を見合う良い放送をすると思ったり(笑)。
