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ちりぬるをわか

日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

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昨日も少し笛の練習をした。

オカリナは吹き方次第でいろんな音が出せている(と思っているので)あれこれ試している。お手軽な楽器なので、思いついたメロティをちょっと吹いてみたりで、もう少し曲数を増やせるかもしれない。
まあ、ちゃんと音が出ているかどうかはわからないけど、やっている自分が楽しいので良しとしておこう。(笑)
今のところ、あまり長時間続けて吹く楽器ではないようだ。というのも吹き続けると、オカリナ内部の状態から、音が悪くなってしまうためだ。少し吹いては、歌口あたりの水分を飛ばして、というのではとても通して吹けない。
もっともこれはプラオカリナの話。
ちゃんとしたのはそれなりに吹けるが、音を共鳴させるためにプラオカリナ以上に息の量が必要なのと、重さからか手が疲れてくると指が攣りそうになる^^;。慣れるのも必要なんだろうね。

横笛は相変わらず音が上手く出てくれない。低音部のオクターブだけならいいんだけどこれじゃオカリナよりも音域が狭いです^^;。こちらは曲を吹くよりも音を出す練習をしているところなのです。

今だに壁にフルートの運指表がある。昨日、あらためてしげしげと見ていて、良く3オクターブ以上も音を出せていたなあと感心してしまった。
やっぱり複雑な楽器はいろんな音が出るんだねえ。
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月末だけどあいかわらずのんびりと過ごしている。
今日もおじょうさんが寝ている横でノートパソコンを開いて、オカリナについていろいろとネットで調べていた。

○音が出る仕組みが独特で、共振部がいわゆるホルツヘルム共鳴器の原理(ビンの口から息を吹き込んだ時に音が出るしくみ)に近いもの。

○その音は、歌口から送られた空気の束が、裏に造られた孔のエッジに当たることで音が出る。これはオカリナを手にした時、一つだけ孔だけ形状が違うので気付いた。(ホイッスルなども同じ理屈でエッジに当たって音が出る)
うぃきによるとこれで音がなることについては2つの説があるそうだが、なんとなくだけどエッジに当たった空気がカルマン渦を生じエッジトーンを発生させて共振するというもの(冬場に強い風が吹いて電線が音を立てるのと同じ理屈)なのじゃないかな~と思ったりする。(あくまでも個人の感想です)

○そうして出た音が、オカリナ内部の空間で共振して発音する。
なので孔の位置よりもオカリナ内部の大きさ(体積)で音域が変わるのだそうだ。孔の数も(位置も)定められたものはなく、6孔から13孔まで。
ということで、プラオカリナの音が変わりやすいのは、オカリナ内部に溜まった湿気が共振に影響するからだというのが推測されるわけデス。

さて、このような発音なので倍音がほとんど出なくて、音が純音に近い。それで音がシンプルで素朴なのだろうなあと思ったり。

○あと素朴といえば、もともとは16世紀にアステカからヨーロッパに伝わったのがオカリナの原型だそうで、19世紀になってイタリアで改良されて使われる用になったとのこと(ういき)でそれも素朴な音の理由の一つなのかもしれない。

○材質は陶器のものが多い。安いものはプラスチック(笑)。
だが材質も形状もいろいろなものが存在し、木で造られた真っ直ぐなオカリナもあるのだそうだ。コカリナとか呼ばれてるらしい。

余談だが、昔々旅行先で木の笛というのを買ったことがあると思い出して引っ張り出してみたら「木のオカリナ」と説明書に書かれていた。もう30年近く前に北海道で買ったものだが、吹いて見ると当たり前のように音が出た。(笑)
音域は一オクターブと一音(ド~ド+レ)で音程も少しずれているが工夫したら何か演奏できるかも知れないので、他のオカリナと一緒にして置いておこうと思う。

などなどあれこれ思いながらオカリナのお勉強をしたのでアリマシタ。
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というのもなんだけど少し前に買った横笛もオカリナと一緒にちょっとずつ練習している。これまた安いプラスチック製品で、学校の音楽の授業で使われる向きのお安い品。この程度だからなのか、単に下手なのか、思ったように音が出せなくて袋に入れてしまい込まれていた^^;。

フルートと違ってキーが無いのはオカリナも横笛も同じだが、横笛はフルートと同じく歌口に下唇を当てて息を吹く(というか息を飛ばす感じだねえ)。

全く違うのは孔を押さえる指の位置で、これが個人的にはけっこう重要だった。というのは右手薬指の第一関節の痛みでフルートを諦めたからだ。関節が腫れてるわけではないのでリュウマチとかじゃないだろう。神経痛なのか単なる関節の炎症なのかわからないけど、当時はかなり酷かった。今でも物を握る程度に指を曲げると痛みが出る。
横笛では右手側の孔は第二節の腹で押さえるので、第一関節を曲げる必要がない。つまり右手の指は伸ばしたままなのだ。これだと痛みは出ないのでなんとか吹けるかなと思ったのが購入のきっかけだ。
同時にフルートを始めた頃に読んだ教本に、フルートのキーは指先で押さえるようにと書かれていたのだが、それは横笛の孔を指の腹で押さえることと対比して書かれていのかもしれないと思い出したりもした。

そして指が押さえる孔は7つ。一番下の孔はちょっと特殊で、この孔まで押さえて吹くと低音のラが出るが、それを開けると次の音がドになる。
つまりドレミファ~の音階は6つの孔で吹けるのだ。低音のドからシまで一つづつ孔を開けて行くと音階になる。

ここまではあっさりと音が出て問題は無かった。オクターブ上がっても同じ運指で、息の吹き方で高さが変わる。ここも基本的にフルートと同じ。なのにどうやっても、何度やっても2オクターブ目のドの音が上手く出せない。出てもかすれたような変な音だけ。そのあとのレ~シはかなり甲高く響く音でかなり近所迷惑だなあと思ったのだ。(祭り囃子の笛の甲高く響く音と同じ)

あと、孔が少ないのに、フルートの運指と混同してしまって指が上手く動かなかったりで、この時ばかりはホントに頭が固くなってるなと、がっくりきた。

そんなこんな横笛だったが、オカリナを手にして以来、同じ調だということもあって交代しながら練習することにした。
一旦諦めてたけど、何かしら楽器はやりたかったんだ。それで思い出すのは昔読んだ伊丹十三のエッセイに書かれていた文で
「楽器はいいよ。楽器は裏切らないから」というようなものだ。
きっと自分が注いだ練習や時間は、どんなに苦労してもあとあと必ず実るから、という意味なんだろうと思う。

なのであれもこれもと、ちょっぴり欲張りながら、でものんびりと自分なりにやっていきましょうか^^。
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