ちりぬるをわか
日々のちょっとした事。で、いろんなことがあったりなかったり。

サバイバルキットという呼び名でも、災害時持ち出し袋という名称でも良いのだが、要するに非常事態になった時にそれを持っていることで生き延びるためのアイテムをどうやってまとめるかについて。
ここではサバイバルキットと呼ぶが、これには2つあると考える。
ひとつはパーソナルなもの(PSK)で、個人が常に持ち歩く最小限のもの。これは当座のしのぎ、一時しのぎでも十分なのだ。大事なことは、必要なときに直ぐ取り出して使う事で状況を改善するというもの。
もうひとつは、食料を含め72時間分を自力で生き延びるためのパッキング。72時間というのは災害時において、一つの区切りになる時間でもある。奇しくも3の法則の3日に適合するのは、なにか深い理由があるような気もする。
一つ目のPSKは必要最小限度を日常の負担にならない程度の大きさにまとめて持ち歩くもの。もう一つは例えば、自宅の玄関先にでも置いておく。あるいは車のトランクにデポする形で入れておくなど、どこに保管するかは個人の利便に依る。
YouTubeを見ると、デイパックにいろいろなサバイバルアイテムを詰め込んで仕事に行くという人の動画もある。しかし動画を見ていると、車でかなりの距離を移動するだとか、職場と家の間にはかなりの距離があるケースが多かった。
さらに、その距離の間には家どころか街灯もないという地域だったりということもあるので、それなりのサバイバルアイテムの用意は必須だろう。
家に置く用のサバイバルアイテムは、大きめのザック(でも自分が担いで持ち歩ける程度の重量制限はある)に必要なもの(あるものはバックアップを多めにするなど)を入れておけば良い。水や食料は期限を確認して入れ替えるようにする。
個人用PSKは手のひらサイズというのが定番だろう。アルトイズ缶などに最小限度を入れておく。ただし、アルトイズ缶などに入らない、また入れられないが必ず持ち歩くものもある。例えば、帰宅困難者の所で書いたが、携帯電話はその代表的なものだ。また10Cに出てきたバンダナも便利なものなので、缶に入れるよりも普段使いとして一緒に持ち歩くなどの工夫をする。そうなればアルトイズ缶に入れるものは普段は使わないが持っていたいものだけに絞られ、本来の非常時に必要なアイテムだけという括りでまとまる。
例えば普段は使わないが、いざという時に公衆電話を使うための10円玉あるいは100円玉を缶に入れておくのもいいかもしれない。どんなものを入れるかはその人の考えなので、それ以外にも思いもかけないものを入れる人もあるだろうが、それこそがパーソナルなサバイバルキットだろう。
もちろん何のために使うのか等々をしっかり吟味した上で選んでまとめよう。
ここではサバイバルキットと呼ぶが、これには2つあると考える。
ひとつはパーソナルなもの(PSK)で、個人が常に持ち歩く最小限のもの。これは当座のしのぎ、一時しのぎでも十分なのだ。大事なことは、必要なときに直ぐ取り出して使う事で状況を改善するというもの。
もうひとつは、食料を含め72時間分を自力で生き延びるためのパッキング。72時間というのは災害時において、一つの区切りになる時間でもある。奇しくも3の法則の3日に適合するのは、なにか深い理由があるような気もする。
一つ目のPSKは必要最小限度を日常の負担にならない程度の大きさにまとめて持ち歩くもの。もう一つは例えば、自宅の玄関先にでも置いておく。あるいは車のトランクにデポする形で入れておくなど、どこに保管するかは個人の利便に依る。
YouTubeを見ると、デイパックにいろいろなサバイバルアイテムを詰め込んで仕事に行くという人の動画もある。しかし動画を見ていると、車でかなりの距離を移動するだとか、職場と家の間にはかなりの距離があるケースが多かった。
さらに、その距離の間には家どころか街灯もないという地域だったりということもあるので、それなりのサバイバルアイテムの用意は必須だろう。
家に置く用のサバイバルアイテムは、大きめのザック(でも自分が担いで持ち歩ける程度の重量制限はある)に必要なもの(あるものはバックアップを多めにするなど)を入れておけば良い。水や食料は期限を確認して入れ替えるようにする。
個人用PSKは手のひらサイズというのが定番だろう。アルトイズ缶などに最小限度を入れておく。ただし、アルトイズ缶などに入らない、また入れられないが必ず持ち歩くものもある。例えば、帰宅困難者の所で書いたが、携帯電話はその代表的なものだ。また10Cに出てきたバンダナも便利なものなので、缶に入れるよりも普段使いとして一緒に持ち歩くなどの工夫をする。そうなればアルトイズ缶に入れるものは普段は使わないが持っていたいものだけに絞られ、本来の非常時に必要なアイテムだけという括りでまとまる。
例えば普段は使わないが、いざという時に公衆電話を使うための10円玉あるいは100円玉を缶に入れておくのもいいかもしれない。どんなものを入れるかはその人の考えなので、それ以外にも思いもかけないものを入れる人もあるだろうが、それこそがパーソナルなサバイバルキットだろう。
もちろん何のために使うのか等々をしっかり吟味した上で選んでまとめよう。
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前回、あちらのサバイバルアイテムの考え方ということで10のCについて書いた。
今回は少し視点を変えてみる。
日本でのサバイバル的状況で一番に思い浮かぶのは災害だろうか?震災、津波、気象的災害などが考えられる。これ以外の危機的状況は、日本ではあまり馴染みがないのは幸いなのかも。ということで、これらの災害に則してみる。
東北の震災の時からだろうか、「帰宅困難者」という言葉がよく聞かれるようになった。何らかの災害で出先から家に戻るのが困難になった人々。交通機関がストップしてしまうと家に歩いて帰るのも困難な状況。災害時にそのような状況が想定されるのなら、こんなものを持っていた方が良いだろうというリストなどはネットでたくさん見つかる。
これらは日本という国に合わせて考えられた立派なサバイバルアイテムだ。
特に必須といわれるのは携帯電話、ラジオ、水。これに加えてコンパスと地図。これらを何時も持ち歩くカバンに入れておく。
ここでのポイントは「いつものカバン」。それはビジネスバッグかも知れないし、小さな手提げかもしれない。いずれにしてもサバイバルアイテムを詰め込むための大きなザックではないのだ。
個人的なサバイバルアイテムで最小限度必要だと思われるものがこれらだ、と専門家が言うのだ。だが、携帯電話はサバイバルアイテムかと聞かれると、サバイバルアイテムではないと答えるだろう。でもサバイバル時にも大いに役に立つという意味では重要なアイテムだ。
先の10Cに合わせてみると、水というのが共通のアイテム。
携帯電話は10Cではないが、コミュニケーションのアイテムの一つと考えられる。またラジオも一方的ではあるがコミュニケーションツールになる。情報を発信する、情報を得る、というのが日本では大切なサバイバル活動だということでもあるわけだ。
コンパスと地図は自分のいる場所、あるいは帰る家までのエリアをカバーしたもので、タウンマップ的なものがあればいい。当然だが、地図の見方やコンパスの使い方は事前に知っているべきこと。よく知ってる道、あるいは幹線沿いに歩けば帰れるとかいう人もいるだろう。しかし道路がちゃんと繋がってるという保障はどこにもないのだ。道路に積もった瓦礫を迂回してアチラコチラへ進むこともある。阪神の震災の際に実際に経験したことなので、災害時の道が普段と同じ状況だとの考えは持たないようにしている。
必須アイテムについてもう少し。水は、例えばペットボトル1本500mlもあれば当座はしのげげる。もし店舗や水道設備が生きて入れば、安全な水が他の国に比べて比較的楽に手に入るのだから。もちろんコンビニで水を得るのならお金が必要。ならばそれなりのお金も持っている必要があるわけだ。こうやって考えるとアイテムが少しずつ整ってくる。
これらのアイテムに加えて、簡単なファーストエイドキット(FAK)や、ちょっとした食べ物、自動販売機用の小銭、連絡用にホイッスルなどを持つようにしていくと、自分なりのパーソナルなサバイバルキットが組み上がっていく。
もちろん専門家が推奨するようなアイテムを揃えて持つのは悪くないが、何度も書いているように、そのアイテムは何のために、どうやって使うものなのか、どんな状況で使うものなのかは十分に吟味してから選ぶことが大事だ。
今回は少し視点を変えてみる。
日本でのサバイバル的状況で一番に思い浮かぶのは災害だろうか?震災、津波、気象的災害などが考えられる。これ以外の危機的状況は、日本ではあまり馴染みがないのは幸いなのかも。ということで、これらの災害に則してみる。
東北の震災の時からだろうか、「帰宅困難者」という言葉がよく聞かれるようになった。何らかの災害で出先から家に戻るのが困難になった人々。交通機関がストップしてしまうと家に歩いて帰るのも困難な状況。災害時にそのような状況が想定されるのなら、こんなものを持っていた方が良いだろうというリストなどはネットでたくさん見つかる。
これらは日本という国に合わせて考えられた立派なサバイバルアイテムだ。
特に必須といわれるのは携帯電話、ラジオ、水。これに加えてコンパスと地図。これらを何時も持ち歩くカバンに入れておく。
ここでのポイントは「いつものカバン」。それはビジネスバッグかも知れないし、小さな手提げかもしれない。いずれにしてもサバイバルアイテムを詰め込むための大きなザックではないのだ。
個人的なサバイバルアイテムで最小限度必要だと思われるものがこれらだ、と専門家が言うのだ。だが、携帯電話はサバイバルアイテムかと聞かれると、サバイバルアイテムではないと答えるだろう。でもサバイバル時にも大いに役に立つという意味では重要なアイテムだ。
先の10Cに合わせてみると、水というのが共通のアイテム。
携帯電話は10Cではないが、コミュニケーションのアイテムの一つと考えられる。またラジオも一方的ではあるがコミュニケーションツールになる。情報を発信する、情報を得る、というのが日本では大切なサバイバル活動だということでもあるわけだ。
コンパスと地図は自分のいる場所、あるいは帰る家までのエリアをカバーしたもので、タウンマップ的なものがあればいい。当然だが、地図の見方やコンパスの使い方は事前に知っているべきこと。よく知ってる道、あるいは幹線沿いに歩けば帰れるとかいう人もいるだろう。しかし道路がちゃんと繋がってるという保障はどこにもないのだ。道路に積もった瓦礫を迂回してアチラコチラへ進むこともある。阪神の震災の際に実際に経験したことなので、災害時の道が普段と同じ状況だとの考えは持たないようにしている。
必須アイテムについてもう少し。水は、例えばペットボトル1本500mlもあれば当座はしのげげる。もし店舗や水道設備が生きて入れば、安全な水が他の国に比べて比較的楽に手に入るのだから。もちろんコンビニで水を得るのならお金が必要。ならばそれなりのお金も持っている必要があるわけだ。こうやって考えるとアイテムが少しずつ整ってくる。
これらのアイテムに加えて、簡単なファーストエイドキット(FAK)や、ちょっとした食べ物、自動販売機用の小銭、連絡用にホイッスルなどを持つようにしていくと、自分なりのパーソナルなサバイバルキットが組み上がっていく。
もちろん専門家が推奨するようなアイテムを揃えて持つのは悪くないが、何度も書いているように、そのアイテムは何のために、どうやって使うものなのか、どんな状況で使うものなのかは十分に吟味してから選ぶことが大事だ。


サバイバルという考え方が広く浸透してるアメリカではサバイバルについていろいろな考え方、捉え方がある。
それらを一つ一つ取り上げることはかなり煩雑な手間と時間がかかるので、一般的にこんなものがあればいいのではないかという考え方の一つを取り上げてみる。YouTubeや書籍などで取り上げられているもので、それを参考にしている。
サバイバルに必要なアイテムを10のCから始まる単語にまとめたもので10Csと呼ばれる。これらのCも人によって少しずつ違っていたり、10が12に増えたりということがあり、ここに記するのは一例であり、個人的に必要なもの、不要なものがあればそれを足し引きすれば良いだけのことである。サバイバルアイテムは汎用的なものである必要はない。むしろ個人の必要に応じてカスタム化すべきものだと考えられているからだ。
以下10のCを上げていく。(カッコ内は意訳)
1.Cutting Tool (切る道具)
2.Container (水容器)
3.Combustion (火を起こす道具)
4.Cover (覆い)
5.Cordage(紐類)
6.Candle (灯り)
7.Cotton (綿布)
8.Compass (コンパス)
9.Cargo tape (粘着テープ)
10.Canvas needle (針と糸)
初めの5つを10c-1としてプライオリティが高いものとする考え方もある。
一つ一つをもう少しだけ実際的に見てみる。
1.の切る道具とは、アメリカではほぼナイフを指す。ナイフの種類もいろいろ有るのどれがいいのかは個人の判断になるが、頑丈で切れ味の良い物が推奨されるのは間違いないようである。
またナイフだけではなく、マルチツール的な道具も含むという場合もある。例えばレザーマンの折りたたみツールなどもこれに含まれる。
2.容器は水の確保がどれだけ大事であるかを表している。ここでは容器だけではなく、水の浄化剤あるいはろ過装置を含めて考えるのが一般的。
3.火起こし道具は、色いろなものがある。使い捨てライター、ジッポーライターのようにオイルを補充して使うライター、防水処理をしたマッチ、フェロセリウムを用いた着火道具、レンズ、あるいは火打ち石などなど。どれも一長一短があり、どれを選ぶかはその人の考え方や状況に依る。
火起こしについては、バックアップが必要だと考える人は多い。同じものを複数持つ人もいれば、違う種類のものを幾つか用意する人もいる。これらもその人が想定する状況に応じてのものであり、種類によって火口が必要であればそれも合わせて持つのは当然である。
4.覆いもいろいろなものがあり、グラウンドシート、エマージェンシーブランケット、ビビィサック、ポンチョ、あるいはウールブランケット。これも個人の考え方により選ばれる。
5.紐、コードの類はサバイバルシーンではパラコードと呼ばれる細いロープがよく取り上げられる。一つには使い勝手が良いというのが理由だろう。丈夫さではケブラーの紐もかなりのもので、パラコード以上に細く丈夫なのでこれを持つ人もいる。
また紐だけではなく、罠用の針金やジップタイコードも含めて考えると数はどんどんと増えるので選択は想定される状況によって変わってくる。
6.灯り、はキャンドルという言葉が使われているが、ロウソクだけではなく照らすものという意味合いで、フラッシュライト、ヘッドライト、サイリウムロッド(暗闇で光るもの)なども含めて考える。
7.綿布はコットンのバンダナという一択になることが多いが、この他に顔全体を覆えるような広い布を持つ人も。(日本でなら手ぬぐいも良い)
8.コンパスは方向確認に使う。当然だが地図があればなお良い。どちらも使い方を知らなければ持ち腐れになる。
9.テープもいろいろな種類があり、いろんな用途に使える。丈夫なものを選ぶということでダクトテープがまずあげられるが、これにこだわる必要はない。
10.針と糸は衣服などを繕う際に必要なものだが、これを流用して別の用途にも出来る。またあちらでは大きな傷口を針と糸を使って縫うという応急処置も言われるが、果たして日本でそこまでやる人がいるだろうか?この辺りは文化の違いと言ってもいいのか?
以上が10Cの簡単な説明で、これらをサバイバルアイテムを選択するときの方向性として捉えるのが妥当だろう。
10Cについてもっと知りたい場合はネットでThe 10 C’s of Survivalなどと入力して検索すればあちらのサイトのものが沢山見つかる。
個人的にはこの10C以外で、communicationというのを加えたい。コミュニケーションとは意志の伝達という意味だが、自分の存在を他に知らしめるという意味意味合いもある。その道具としては、笛やレスキューミラーなどが挙げられるが、それについてはまた別途。
それらを一つ一つ取り上げることはかなり煩雑な手間と時間がかかるので、一般的にこんなものがあればいいのではないかという考え方の一つを取り上げてみる。YouTubeや書籍などで取り上げられているもので、それを参考にしている。
サバイバルに必要なアイテムを10のCから始まる単語にまとめたもので10Csと呼ばれる。これらのCも人によって少しずつ違っていたり、10が12に増えたりということがあり、ここに記するのは一例であり、個人的に必要なもの、不要なものがあればそれを足し引きすれば良いだけのことである。サバイバルアイテムは汎用的なものである必要はない。むしろ個人の必要に応じてカスタム化すべきものだと考えられているからだ。
以下10のCを上げていく。(カッコ内は意訳)
1.Cutting Tool (切る道具)
2.Container (水容器)
3.Combustion (火を起こす道具)
4.Cover (覆い)
5.Cordage(紐類)
6.Candle (灯り)
7.Cotton (綿布)
8.Compass (コンパス)
9.Cargo tape (粘着テープ)
10.Canvas needle (針と糸)
初めの5つを10c-1としてプライオリティが高いものとする考え方もある。
一つ一つをもう少しだけ実際的に見てみる。
1.の切る道具とは、アメリカではほぼナイフを指す。ナイフの種類もいろいろ有るのどれがいいのかは個人の判断になるが、頑丈で切れ味の良い物が推奨されるのは間違いないようである。
またナイフだけではなく、マルチツール的な道具も含むという場合もある。例えばレザーマンの折りたたみツールなどもこれに含まれる。
2.容器は水の確保がどれだけ大事であるかを表している。ここでは容器だけではなく、水の浄化剤あるいはろ過装置を含めて考えるのが一般的。
3.火起こし道具は、色いろなものがある。使い捨てライター、ジッポーライターのようにオイルを補充して使うライター、防水処理をしたマッチ、フェロセリウムを用いた着火道具、レンズ、あるいは火打ち石などなど。どれも一長一短があり、どれを選ぶかはその人の考え方や状況に依る。
火起こしについては、バックアップが必要だと考える人は多い。同じものを複数持つ人もいれば、違う種類のものを幾つか用意する人もいる。これらもその人が想定する状況に応じてのものであり、種類によって火口が必要であればそれも合わせて持つのは当然である。
4.覆いもいろいろなものがあり、グラウンドシート、エマージェンシーブランケット、ビビィサック、ポンチョ、あるいはウールブランケット。これも個人の考え方により選ばれる。
5.紐、コードの類はサバイバルシーンではパラコードと呼ばれる細いロープがよく取り上げられる。一つには使い勝手が良いというのが理由だろう。丈夫さではケブラーの紐もかなりのもので、パラコード以上に細く丈夫なのでこれを持つ人もいる。
また紐だけではなく、罠用の針金やジップタイコードも含めて考えると数はどんどんと増えるので選択は想定される状況によって変わってくる。
6.灯り、はキャンドルという言葉が使われているが、ロウソクだけではなく照らすものという意味合いで、フラッシュライト、ヘッドライト、サイリウムロッド(暗闇で光るもの)なども含めて考える。
7.綿布はコットンのバンダナという一択になることが多いが、この他に顔全体を覆えるような広い布を持つ人も。(日本でなら手ぬぐいも良い)
8.コンパスは方向確認に使う。当然だが地図があればなお良い。どちらも使い方を知らなければ持ち腐れになる。
9.テープもいろいろな種類があり、いろんな用途に使える。丈夫なものを選ぶということでダクトテープがまずあげられるが、これにこだわる必要はない。
10.針と糸は衣服などを繕う際に必要なものだが、これを流用して別の用途にも出来る。またあちらでは大きな傷口を針と糸を使って縫うという応急処置も言われるが、果たして日本でそこまでやる人がいるだろうか?この辺りは文化の違いと言ってもいいのか?
以上が10Cの簡単な説明で、これらをサバイバルアイテムを選択するときの方向性として捉えるのが妥当だろう。
10Cについてもっと知りたい場合はネットでThe 10 C’s of Survivalなどと入力して検索すればあちらのサイトのものが沢山見つかる。
個人的にはこの10C以外で、communicationというのを加えたい。コミュニケーションとは意志の伝達という意味だが、自分の存在を他に知らしめるという意味意味合いもある。その道具としては、笛やレスキューミラーなどが挙げられるが、それについてはまた別途。
